Archive for 10月, 2009

土本典昭の海へ:山形映画祭香味庵イベント

金曜日, 10月 2nd, 2009

泣く子も黙るものすごい面々が発起人となって土本監督の「追悼イベントではない」特別講座が香味庵で開かれるそうです。
■告知ページ
こういうとてつもないイベントがぽつぽつ突発的に起こるところが山形映画祭の面白さですねえ~。ま、あっという間に入場制限で観ることはできないと思いますわたしは~。

秋の映画週間

金曜日, 10月 2nd, 2009

季節の変わり目でどうも体調がすぐれず毎日ぼんやりすごしているけれど、あ、山形行きまで仕事の休みは今日で最後ではないかー!とびっくりして、昨日はあわててイメフォ『クリーン』を観る。幸い1日で1000円で鑑賞。なにもかもが好みの作品だったけど、マギー・チャンていくつだっけ?という疑問が頭から離れず思った以上に淡白に鑑賞。
意外に『バラッド』の方が冷静ではなかったというか、大きく感動した。「泣けた」という意味での「感動」ではなくて、「大きく心動かされた」感動である。ブッキーに初めて好感を持ったし、クサナギもジャニーズなのに大丈夫なのかなと思うくらい不細工。タイムスリップを大げさにおもしろがるところもないし、主に合戦の形式をしっかし再現してみたかったんだなという山崎監督の意図がわかって、しかもその合戦のシーンは目が話せないくらいおもしろい!香川京子さまを坂道駆け下ろさせるという荒業までやってのけ、久々の筒井くんの映画出演も嬉しかったし、総合的にとても楽しんだのだった。
今週は他に『ココ・アヴァン・シャネル』も観た。こちらも余計なことをしない演出がよかった。トトゥが久しぶりによかった。トリュフォー『私のように美しい娘』も観た。こちらは成瀬『あらくれ』を少し思い出したけど、でこちゃんはあんなに下品でも強欲でも乱暴でもなかった。あ、ラストの縁側蹴り落としシーンは乱暴だったけど、人殺しはしないもいんね。とちらかというと『蜘蛛女』を思い出した。テレ東で観た『蜘蛛女』という映画がとてもつなくおもしろくて、この夏『サマーウォーズ』と並ぶナンバー1に選びたいくらい。通称蜘蛛女の名前はモナだった。
あれ?映画ばかり観ていた今週だった。旅が好きではないわたしは、いつだってお出かけ準備にぐずぐずだ。
・『クリーン』
・『バラッド』
・『ココ・アヴァン・シャネル』
・『私のように美しい娘』

さよなら、ミューズ!ラストダンスはアナタと!

日曜日, 10月 4th, 2009

★山形映画祭2009イベントのご案内です。
「さよなら、ミューズ!~ラストダンスはアナタと!」
2009年10月12日(月・祝)20:00~25:00
会場:旧ミューズ
前回までは映画祭のアジア会場として連日満席の栄光と共に輝いていたミューズですが、映画館としての営業をやめてしまったためにただいまは廃墟状態。そこをわれらは占拠しておもしろいことをできないかと考え、東京組×山形組の2部構成でお楽しみイベントを開催致します。映画観疲れの頭にがつんとくる音楽とトークの夕べ。ぜひご参加下さい。

思えば遠くへ来たもんだ

日曜日, 10月 4th, 2009

したまちコメディ映画祭のポスター。たまたま浅草に行ったらやっていて、しばし見学。受付の女子がスーツ姿だった!
明日から山形へ行く。ドキュ山は今回で4回目の参加で、年齢的にも肉体的にも今回が参加は最後かなと思っていて、“卒業制作”としていろいろしかけている。
今年も誘い合わせた仲間が映画祭に終結するし、
「さよならミューズ!~ラストダンスはあなたと!」は、シネマ忍者活動を応援して下さっていたエグチさんにお任せしてしまったし、
映画祭本体よりもそのほかにかなり楽しみが分散中。
「世界のイケメン・フェスティバル」も開催予定。
「世界の婚活フェスティバル」も開催されるらいし。
「世界的規模の合コン」も。
今年もどうぞよろしくお願いします。

YIDFF2009:無事に終了

日曜日, 10月 25th, 2009

更新が滞ったり、更新に身が入らなかったり、すべては山形映画祭のせいだったので、無事に帰還して、これからも忍者ウェブをがんばろうと思います。どうぞよろしく。

世界一許す女

火曜日, 10月 27th, 2009

ロマンチシズムと女子力が足りないんだそうで、モテない理由はいろいろあるんだなと思案中。
わたしの長所は「世界一許す女」という称号だろうと思う。
情に流されやすく、仁義を重んじるわたしなので、すぐに人を信用してしまうし、信用した人から一度裏切られると、どっと落ち込む。でも、大体半月もすると情と仁義が勝ってしまって、裏切られたことさえも許してしまう頭の弱いところがある私である。
だから懲りずに「おめおめと山形」なのだとも思う。
この秋は『秋津温泉』が東京の2館で上映される。「またおめおめと秋津か」という長門さんのセリフがなんとも言えず好きだ。人間だれしも「おめおめ」している。南田洋子さんが死んだ。長門さんが涙ながらに記者会見、「ようこぉ~」、長門さんの人生はまるで『秋津温泉』そのまんまじゃないかと思う。ある日戻ると思う女は変わり果てた姿で自分を待ちくたびれていて、やがてほどなく死にゆくのだった。
いろいろなことに疲れ果てた私も、1年のしめに『秋津温泉』三昧が待っていると思うとまだまだ生きてゆける気がする。
生きてゆくには目標が必要だけど、3歩先くらいまでしか決められないこのみじめさ。

瀬々敬久監督最新作『ドキュメンタリー 頭脳警察』

火曜日, 10月 27th, 2009

われらが瀬々敬久監督最新作『ドキュメンタリー 頭脳警察』がいよいよ公開!!!
■公式HP
■公式ブログ
■シアターN渋谷
どうぜ見に行くなら連日豪華ゲスト満載の1週目がおすすめです。

女性の勝利

火曜日, 10月 27th, 2009

すごい女が出てきたもんだ。法子裁判のニュースをふっ飛ばし、昨日からみんなの興味はこっちだよね結婚詐欺殺人事件。ぱっと頭に浮かんだのは『ラザロ』のマユミだけど、映画的というか、映画の登場人物としてよくこんな女が出てくるなと思って、興味津々。早く女の顔が見たい。すごい女が出てきたもんだ。というか、もしかしたらこれまでのこの手のすごい女は捕まらずにいたのにこの女はたまたま捕まってしまってむしろこの手の女ではだめなやつなのではとも思う。桐野夏生の小説にだって出てくるけど捕まらないこういう女のプロはさ。
久々のフィルムセンター、田中絹代、『女性の勝利』。
たまたま“すごい女”に興味津々の今日観た映画としては、「また女か」という気分の、昭和21年につくられたとしてはものすごい時代錯誤の映画。なるほどGHQの息がかかった映画とのこと。びつくり溝口健二監督。三浦光子が素晴らしかった。旦那に死なれてぶち当たった貧困に将来を絶望した女・三浦光子が乳児を殺害してしまい、旧友の女弁護士・田中絹代に裁判で救ってもらうという話。ままその間にも絹代の家庭の事情などが大きく織り込まれ、なにより裁判で戦う検事はかつて婚約者を戦中の混乱期に牢獄にぶちこんだという敵だったりして、さらにその敵検事は姉の旦那だったりして、21世紀の女弁護士モノもびつくりな複雑な設定に観る方もどきどきなのだった。あまり期待していなかったので大いに楽しんだ。
封建的で男尊女卑な上司に苦しんでいるけれど、この1か月で学んだことは、「フェミニストで男尊女卑の女性が一番めんどくさい」、筋が通っていないことというのはどうにも解決できないわけなので面倒なわけなのだけど、以外に世の中にはこういった女性が多くて、特に社会に出て活躍したがる女性に多々見られる症状だったりするので、今後気をつけなければと思っているところ。
勝つことばかりがいいわけではない。損して得取る方が好みである。
・『女性の勝利』溝口健二監督

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