西島秀俊主演『真木栗ノ穴』:ユーロスペースにていよいよ公開
金曜日, 10月 3rd, 2008チラシが最高です。
■『真木栗ノ穴』作品HP
■ユーロスペース
2008年10月18日(土)よりロードショー
時同じくしてユーロスペースでは西島さん主演作『東南角部屋二階の女』が公開中。右も左も西島秀俊!この上ない幸せ。出来ればその期間だけユーロで映写のバイトしたいよね。映写窓からどっちの劇場のぞいても西島さんが映っていたりしちゃうわけでしょ???ひゃー。
チラシが最高です。
■『真木栗ノ穴』作品HP
■ユーロスペース
2008年10月18日(土)よりロードショー
時同じくしてユーロスペースでは西島さん主演作『東南角部屋二階の女』が公開中。右も左も西島秀俊!この上ない幸せ。出来ればその期間だけユーロで映写のバイトしたいよね。映写窓からどっちの劇場のぞいても西島さんが映っていたりしちゃうわけでしょ???ひゃー。
瀬々敬久監督ファンなら必読。Z巨匠が女優と笑顔で写真に納まっているなんて奇跡的!
■東宝HP
そして公開も待ち遠しい!
■『感染列島』作品HP
2009年1月17日全国一斉公開
なんだろう映画博覧会って発想はーっ!
■08やまがた映画博
2008年10月10日(金)~19日(日) at ムービーオンやまがた
山形出身の映画人として大いに誇れる映画監督・冨樫森さんがゲストに呼ばれてますので、こちらは必見。あとは~『駅前旅館』観てみたらどうでしょうか~。万人がおもしろい!と思える秀作喜劇だと思いますよん。ご家族そろってぜひ。ま、伴淳はあんまり出番ないけどね~。
「一冊の本」10月号の金井さんの文章を読んで久々跳んで冴え渡ったその内容にもう笑うしかないと思って、なんだか元気が出た。
お金もないし、映画もあんまり観たいと思わなかったりして、なんもかんも不調。追い討ちはガタヤマ映画館閉館問題のゴタゴタ話。学歴も財産もないけどダテニ人生経験あるもんで「おいしい話」とやらにまったく安易に気乗りできない性分で、大人のみなさんがあれやこれやと差し出してくれるお話にぴんとこないままわたしは曖昧な返事、そうこうしていたらそんな話やっぱり頓挫したらしい話、いろいろな黒い噂、わたしのような単なる映画馬鹿の小市民が政治ややくざ屋さんや運動家さんや実業家さんやそんなしがらみたくさんの中心に借り出されるなんてそもそもありえない話なのだ、と思う。
今はそう思えるのだけど、これまでの2週間くらいは相当精神的に打ちのめされてまいっていた。
曲りなりとも映画館をやりたい人間であることは確かだし人生の目標と言うか生きる目的というか、そうであるわけなので、危ない橋でも渡ろうかなあどうしようかなあと迷うのは当たり前。正直もうぐらぐらだった。
あー、見かけ倒しの自分を本当に恨む。
見た目はとても偉そうで気が強そうでふてぶてしいらしいのだけど、実は中身はヨワヨワのヘナチョコ、精神的基礎体力ゼロなので、そのギャップがいろいろ悲劇を生んでいることは確か。
『女が階段を上がる時』、成瀬作品の中ではそれほどおもしろい方ではなかったけど、デコちゃんに自分を重ねて「あーあ」な気持ちになって、ちょうど2本立てのもう一本だった『晩菊』の杉村春子をみてこれだこれだこのふてぶてしさ!、そして人生の1本である『あらくれ』のデコちゃんを再び思い出し、シミュレーション&トレーニングに励もうと思う。
女は生まれながらに娼婦の素質があるそうなので、そのあたりの自覚について考えてみようかと思う今日この頃。もうこの歳では遅いかしらん?増村保増監督『女体』の浅丘ルリ子ばりに身勝手な女に成り下がる勇気を!
所詮くそたれな人生なのだから毎日が楽しくなくちゃね。これからも我慢なんかしない人生。
『三十九夜』
『大人は判ってくれない』
『あこがれ』
『晩菊』
『女が階段を上がる時』
『グーグーだって猫である』
『フライング☆ラビッツ』
『闇の子供たち』
『戸田家の兄妹』
『革命の歌』
『熱愛者』
『恋の画集』
『エル・スール』
『わたしが棄てた女』
『女体』
とにかく六本木に行く気になれないので気になるものがあってもさっぱり手出しする予定なしの東京国際映画祭。
■東京国際映画祭
どうも目玉は『アンナと過ごした4日間』(イエジー・スコリモフスキー監督)らしいのですが、同居人がチケットを買った数日前で残りわずかだったとのこと。しかーし!東京国際はなぜか当日行ってみると席がガラ空きで興ざめの常習らしいので当日行ってもうっかり入れる???
あとは、キム・ギヨン監督の“女シリーズ”一挙公開、ですかねー。
東京国際同様、ホール上映で観るということについて「誰よりも先に観たい願望」が勝らないためにどうも気乗りしないのだけど、昨年同様、ジャ・ジャンクーの短篇なんかがどうも気になる気になる東京フィルメックス2008。
■東京フィルメックス2008
2008年11月22日(土)-30(日)開催
とりあえず、配給がつくかつかないか不安なホン・サンス『昼と夜』は観ておこうかなあと思う。ホン・サンス、大好きなんだけどなあああ。
すっかり秋。空が高い。夏の終わりに駆け込みでデパート屋上のビアガーデン。夢にまで見た屋上ビアガーデンなのにものすごい嵐の日だったから土砂降りの中、屋根のある席で飲み放題ビール5杯に酎ハイ3杯(記憶ある限り)。ベルギー帰りのyusaさんからベルギー土産になぜか魚焼き網。さすがはクリエーター!
さて。野村芳太郎をアナドッテイタしっぺ返し。『恋の画集』、脳も眼球も激しく刺激されるほどおもしろくてびっくりして、『熱愛者』(井上和男監督)があまりにおもしろくなくて映画に絶望したトラウマが一気に回復、映画はやっぱりおもしろいね、調子づいて『東京マダムと大阪夫人』(川島雄三監督)鑑賞。ままま、東宝時代の川島作品は、なんだか隙だらけの久松静児というか、おもしろいけどものたりないというか。
『恋の画集』の桑野みゆきと川津祐介が最高だったのだけど、増村『女体』で川津祐介真っ白などでかいブリーフで登場したと思ったらあっという間に殺されちゃって大好きな川津祐介がーーーっとおもしろびっくりで、『恋の画集』のチャーミングな川津祐介を思い出してなんだか複雑な心境に陥った。しかし、いまだに現役の俳優として色あせずに『サッド・ヴァケイション』の怪演ぶりなんかを考えると改めてすごいなあと感動するのだった。
自分とも世の中とも、映画とも、いろんな予想外と対決しながら、折り合いつけて生きてゆくのだ。
『東京マダムと大阪夫人』
川崎のアラノヴィッチをけってまで西荻のこけし屋朝市に行ったことについて同居人Aから激しく罵倒されてしまったけど、こけし屋朝市、噂通りの盛況ぶり、オムレツとあさりのスープの旨さに朝からテンション上がってしまって、だからかとても疲れた。
しかし朝から飲むワインは意外に気持ちのいいものだったことは発見。さすがに起き抜けにビールは飲みたい気分にならないけれどワインはいけるなと思った。家でもこんど休日に実践してみよう。遅い朝食にパスタを食べる日なんかにね。
朝市帰りに、元西荻住民だった同居人Bが街を案内してくれると言うのだけど、なにせ朝早いので古本屋もアンティークショップも開いてない。なので、以前徒歩で挫折した善福寺公園に行ってみることに。
期待以上に気持ちのよい公園で、ああ今日は早起きの得がいくつもあるなあとじんわり感激。近隣住民と思われるおじさんグループが盛大に酒盛りしていて、まだ10時だというのにもう出来上がっている様子でみんなニタニタだらけ顔。かと思えば、見るからに上品な老夫婦がゆったりと池の周りを散歩していたり、まだ10時だというのにベンチでいちゃいちゃする熟年カップルなんかもいる。ああ、わたしたちの30年後は酒盛りおっちゃんグループ側なのかはたまた幸せ老後夫婦側なのか、という議論に花が咲いて、もちろん結論は酒盛り老人会の方なのだけど、できればもうちょっと上品に酒盛りできる老人グループになりたいなというのが希望。(だって木の机の上に紙パックの日本酒や焼酎がどかどか置いてあってもしゃもしゃサキイカ食ってたんだもん)
公園のベンチでぼんやりして、ガチョウに家から持参したキャベツを食わせているおばさんに話しかけ、そうこうしていたら11時半くらいになったので、再び西荻駅近辺に引き返し、どんぐり舎という喫茶店でお茶。音羽館で古本あさり。行列のできる洋食屋をのぞいたりして(なぜ行列が出来ているのかを確認しただけ)疲れ果て、昼過ぎには帰宅。居間でぐーぐー寝てしまった。あーあー、目覚めたらもう日が暮れていた。
さてさて。西荻といえばわれらが藤田鬼先輩が今も暮す街。うわさの卓球酒場もゴゴシマヤも銭湯も見学しましたよ。しかーし、こけし屋で隣に居合わせた若い女性二人組みの会話、「西荻ってなんか住みやすそうじゃなーい?」「だけどさー、休日快速止まんないんだよー、まじむかつくんだけどー」「それむかつくー」・・・全然むかつかないけどむかつくなら住まない方いいかもねーと思った瞬間。んー、ま、西荻で一番楽しかったのは善福寺公園だったけどね、遠いよー、遠いー。
映画ナシの週末もイケテマス。
この映画のすごいところは、西島さんが、西島ファンもうなるほどに魅力全開に写っている、というところだと思います。とにかくニシヤンがすてき。ニシヤンの魅力はそっけない仕草やかっこつけないかっこよさ、そして地味なエロさです。その全てがてんこ盛りのこの1本、『東南角部屋~』よりも西島ファンにはおすすめです。たぶん、監督の深川さんは相当ニシヤンのことが好きなんだなー、と思いました。映画的がどうだのこうだの、そんなこととっぱらって、「俳優・西島秀俊」が好きならば観ておかなければいけない1本です。ぜひ。
■作品HP
■ユーロスペース
2008年10月18日(土)よりロードショー
西荻駅前の繁華街につながれている犬。最高にかわいくて釘付け。
今日はほぼ一ヶ月ぶりのラピュタ『にっぽんぱらだいす』前田陽一監督。両手でバンザイしたくなる快作。香川美子はさておき加東大介の赤線のおやじさん役がはまりにはまっていて、益田喜頓と浦辺粂子夫婦とか、ちゃっかりぼんぼん役の長門裕之とか、そして吉原(劇中は「桜原」という土地)の赤線末期の異様な活気とか、ラストのトラックがゴーゴーと走り出て行くシーンとか、ラストは少し涙ぐんでしまった。今年読んだ日本の風俗史の本で日本の売春の歴史を呼んでいたから日本の遊女たちの戦中戦後の苦労は知っていたので、それもあっての涙。女はいつの時代も底辺でうごめく運命にあるのだ。
ラピュタ後、ダッシュでフィルムセンター『丹下左膳』マキノ雅弘監督。結構な入り。9割9分おじいさん。たぶん50代以下の女子はわたし1人だったような…。「しぇいはたんげ、なはしゃぜん」、江戸っ子だから舌っ足らずなのね大河内傳次郎、と思っていたら、ウィキペディアによると福岡県出身。んんん?無声映画のヒーローは声質とか発声とか問われないわけだけど舞台には立っていたわけだよね多分?「しぇいはたんげ、なはしゃぜん」、そのあとのセリフは不明箇所多々。しかしそれもご愛嬌。ちゃんちゃんばらばら、人情あり、辻斬りあり、(あ!辻斬り!)、色恋あり、道場破りあり、延々とあきることのないエンタテイメント要素の連続で眼球が痛くなるくらい釘付けなのだった。
釘付けだったために疲労ピーク。吉そばで春菊天そば食べてしばし公園でぼんやりしたけどやっぱり朝からの眼球痛と耳痛と頭痛とがおさまらず『続丹下~』を観ずに帰宅することに。「撮影好調!」というラストに後ろ髪引かれたけど、明日も朝から仕事なのだから体第一。しょーがない。帰宅して、気が向いたので炊き込みご飯を作ったり納豆汁作ったり。ようやく衣替えも完了。
週末は紅葉狩り日和だってさ。今週こそお弁当作ってほろ酔いハイキングだ!(…酒をかかえて緑地に行くこと)瀬々さん、和田掘公園で酒盛りしましょう!
『にっぽんぱらだいす』
『丹下左膳』
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