Archive for 6月, 2007
火曜日, 6月 19th, 2007
少し前の話になるのだけれど、ゴールデンウィーク中に裏山に登った。
子供の頃はよく山で遊んだものだが、足が遠のいて幾星霜。
私も年をとった。
自然を愛する余裕が生まれてきたのかもしれないのだが、最近緑が恋しくてしょうがない。
「森に入ろう、生きる自然を丸ごと満喫しよう」と突然思い立ち山へ向かった。
裏山とはいえ一応山。
天候はとてもよかったのだが、一度日陰に入ってしまうと急激に肌寒くなる。風邪気味だったのが悪かったのか、体が熱っぽくなってきて、あんまり良い気分ではない。
頂上までの道すがら各所には、地元有名人の歌碑が配置されている。歌碑の前には、地元有志の人手作りの似顔絵看板が設置されていた(これは前にはなかったものだ)。
ひむがしの蔵王の山は見つれども
きのふもけふも雲さだめなき
BY 斉藤茂吉
街を望めば、平地の向こうに聳え立つ山・蔵王山。どっしりと郷土を見守るかのようなその山並みに対し、掛かる雲はいつもふらふらと流れている…。あぁ!まるで根無し草の私のようではないか! 死にたいなぁ…。
そんな意味だろう。
※斉藤茂吉は山形が生んだビックネームの一人で歌人。(日本の詩歌(3)斉藤茂吉)
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水曜日, 6月 20th, 2007
『マル秘色情めす市場』は最終日です。
まだ間に合いますよおおおお。
■渋谷シネマヴェーラ
これだけは観ておかないといけない、と思います。
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水曜日, 6月 20th, 2007
そうなんですよ、通ってるんですよ。というか、通うスケジュールを組んでいるために忙しいったらあらしない。なにせ、『幕末太陽傳』も観たことないんですからー。
■フィルムセンター
観たことあるのはほんの数本。なので、なるべく、がつがつ、通いつめたいと思っています。
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水曜日, 6月 20th, 2007
そんなわけで、井口監督のブログによると、2008年お正月第二弾公開が決定したとのこと。
メイン館はシネセゾン渋谷。順次全国公開。
■井口監督のブログ
今をときめく蒼井優と松山ケンイチをむかえておきながら、忘れてならないのは、主演は永作博美だということ。ま、想像するに若い二人に重点がおかれている気もするのですが、個人的に永作ファンなので、期待しております。
原作を読んでいれば、永作さんに期待する意味がわかるはず。
公開までまだ時間もありますので、まずは原作からどうでしょう。
■Amazon.co.jp
ちなみに私は個人的に山崎ナオコーラさんのエッセイが好きなので、探しては読むという作業を欠かしません。
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水曜日, 6月 20th, 2007
ああ、このためだけに帰省しようかしらんと思わせる一本が金曜上映会に登場。
■山形国際ドキュメンタリー映画祭
2007年7月27日(金)14:00/19:00『私が棄てた女』
浦山桐郎が好きかというと、もともと映画が好きになったきっかけに浜田光夫ファンになったということがあって、そんなわけで浦山監督の映画は数本観たことがあり、さらに遠藤周作の原作の大ファンということなど重なり、この映画には思い入れがあります。あ、しかし原作とは映画は大きく内容が変わりますけど。
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金曜日, 6月 22nd, 2007
山歩きは続く。
山形の春といえば山菜取りが恒例のイベントである。
誰も彼もがビニルで編んだカゴを担いだ山菜ルックで山に入り、自然が生んだ宝物「山菜」を探すトレジャーハンターに変身する。
そんな宝探しの人々とすれ違うかと予想していたのだが、時期が過ぎていたのか誰ともすれ違わなかった。
黙々と山を歩いて、時折「ほう芽が吹いているな」などと感動するふりをしてみるのだけれど、実際は全然感動していなくて、目標は早く頂上を目指すのみである。
少年の時間はすでに終焉と
なりたる山の夕ぐれの風
By須藤克三(南陽市宮内町)
高校3年の秋。
卒業後はJAZZ一筋トランペットで生きよう願っていた克三は、この夏念願のJAZZバンド(地方のキャバレーのドサ周りバンドだが)への就職も決まった。
しかし夏の終わり、大黒柱の父が死んだ…。畑の帰り道の突然の出来事だった。
シンコペーションを効かせてオータムリーヴスを吹き終わった後、克三を夕日が暖かく照らす。嫌でも目に入る山々の夕焼けにはいつも閉塞感さえ感じていたが、この日はなぜか素直に美しいと思った。
残された母や弟、そして牛のモヒジを生かせるために、この地で生きてゆかなければならないのだろう。そして一生ここから抜け出すことはないのだろう。
そう決心した克三の頬を一筋の風が吹いた。
冬の香りがした。
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水曜日, 6月 27th, 2007
あーあ、『こおろぎ』より先にこちらが公開決まっちゃいましたねえ。
■『サッドヴァケイション』
青山作品最高傑作とのうわさ。ちょー楽しみです。
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水曜日, 6月 27th, 2007
新宿のK’sシネマにて中国映画の大規模な特集上映がありますほ。
■中国映画の全貌 2007
三百人劇場さんがやっていたあのテの企画が移ってきたという感じなんでしょうか。今後もこういうの、お願いします。
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木曜日, 6月 28th, 2007
子供は泣くことが犬は吠えることが、仕事だと思っていた世の中のはずだったのに。泣かない子供が吠えない犬がほめられるこの世の中。
最悪のラインがわからずに、まだ大丈夫まだ大丈夫とずるずる毎日を過ごしていると、気がついたら自分はがけっぷちまで追い詰められていて、振り向いたらマッサカサマに谷底堕ちゆくしかない状況。日々の妥協が自らを命取りに追い込むこともある、という実感に落ち込む。
矢沢永吉と浅野忠信がNHKで対談。アサノも思春期に「成り上がり」を読んでいたとは。
休日、ひとりで川島雄三『喜劇 とんかつ一代』を観てやや復活。映画の力ってすごいな。薬いらず。
『喜劇 とんかつ一代』★★★★★・・・オールスター喜劇陣の演技も、屋内屋外自由自在に動き回るカメラも、素晴らしいのひとこと。こころおどりますねこういう映画はー。
『ラ・ヴィ・ド・ボエーム』★★★★★・・・なんともかんとも。幸か不幸かの判断なんてつきません。
『もがりのもり』★★・・・作品としては好きではない。同じ尾野真千子なら『萌の朱雀』の方がよっぽどよい。でも真千子の熱演には目をみはる、かな。わたし、ダルデンヌ兄弟も好きじゃないので。カンヌ好みの映画が好きではないというか。でも、観てみればなんとなくなるほどカンヌね~とわかるところもある。
『デュオ』★★★★・・・DVDで鑑賞。西島秀俊のだめ男的な魅力がぎっしり。個人的趣味からいえば、『冷血の罠』と並ぶニシヤンの代表作。
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