Archive for 2月, 2006

君とボクの虹色の世界

木曜日, 2月 9th, 2006

昨年のカンヌ映画祭でカメラドールを受賞したアメリカ映画。登場人物やその衣装、出てくる小物・インテリアなど、キュートなものがたくさん。小さな街のごく普通の人々の、愛したい×愛されたい気持ちがごく当たり前に、でも運命的に交差するラブ・コメディ。大人も子供も、恋にかかったら不器用で臆病で、だめだめなのね、そんなささいな出来事・こころの交流を描いた物語のよう。“ポスト ソフィア・コッポラ”と呼ばれる監督の作品だけに、やはり、ガーリーです。
ちなみに、監督・脚本のミランダ・ジュライは主演もしてます。ほ。
■『君とボクの虹色の世界』
2006年春公開

おそるべきフリペの世界

金曜日, 2月 10th, 2006

もはや、フリーペーパーであることが不思議なくらい、豪華なフリペが増えてますね。たかがフリペ、されどフリペ。友人A子も、紙モノにこだわり続けたいと、いつか酒を飲んで語っていましたね。わたしも今でも同じく思っていますよ。
■「風とロック」
■「世田谷文学」
■「R-25」
むしろ、フリペである意味が重要なのだけど、それがどうであるのか、それは各自見極める必要もあるかなと、考えてみたいなと思っているところ。かつてフリペを作っていた人間としてはー。ま、おもしろければオールオーケーなのだけどね。
■「スキーマ」
※フリペのHP
忍者ゆかり深いガタヤマの若きカリスマ・エグチさんが出しているフリペ。ずっとお休みしていたけど、復活しましたー。山形のみならず、あちこちで手にすることができますので、よかったらどうぞー。(恥ずかしながらまちわびも原稿書かせてもらってます…)

セントラル劇場、アート映画強化中

火曜日, 2月 14th, 2006

・・・と、勝手に思ったりしています。ただいま上映中の『そして、一粒のひかり』はもう観ましたか?なかなか注目の話題作ですが、わたしはすっかりチラシのデザインにやられてしまったくちで、それなのにタイミング悪く見逃したまま今に至ります、、、行ける方、私のカタキをとってくれ!というわけではないですが、どうぞ観てください。
そして、今週末からはいよいよダルデンヌ兄弟最新作『ある子供』!!!
・・・実はわたしはダルデンヌ兄弟はちょいと苦手。でも、観てみないと苦手かどうかもわからないものなので、未観の方はどうぞ見てみてください。
というわけで、素晴らしいセントラル劇場を激励する意味で、この記事書いてみたとこでした。あは。
■セントラル劇場

アメリカ、家族のいる風景

水曜日, 2月 15th, 2006

青山真治の「エリ・エリ~」を観たときに、風景がなんだか日本ではなくてアメリカっぽいなあと、アメリカ映画っぽいなあと思ってしまったのだけど、そういえばそれは、ヴェンダースの「ランド・オブ・プレンティ」をつい1ヵ月前に観たからそれとかぶったのだなあと、思ったのだった。
で、ヴェンダースの最新作『アメリカ、家族のいる風景』が今週末より公開。
やっぱりあんな風な、アメリカの原風景とも言いきれる映像が続く映画だと、予告を観て思っている。たぶん、観ます。
■『アメリカ、家族のいる風景』
2006年2月18日(土)よりシネスイッチ銀座

ウォ・アイ・ニー

水曜日, 2月 15th, 2006

ジャ・ジャンクーと同じく中国第六世代の気鋭監督チャン・ユアン。「クレイジー・イングリッシュ」や「広場」など、ドキ山にゆかり深いドキュメンタリー作家としておなじみでしょうか。
でも、このたびは劇映画。
事故で死んでしまった恋人の友人と、なりゆきまかせに結婚した女性の物語。同じかなしみを乗り越えて、不意に恋に落ちてしまったふたりが、あっという間に夫婦になって、なったらなんだか不安になって・・・案外よくある話のような気もします。このシンプルなお話を、ドキュメンタリ作家ならではの超リアルな演出で作ったこの映画。犬も食わない夫婦喧嘩が延々と続く映画、らしい。でも、ま、男と女の話というのは、たいていのことは犬も食わないようなことばかりですよね、ははは。
■『ウォ・アイ・ニー』
2006年3月より東京都写真美術館

一角座

水曜日, 2月 15th, 2006

とうとう一角座に行ってきました。平日なので、ゲストや荒戸さんの登場もなく、おだやかな会場の様子。緑色の中古の椅子がすてき。ちょいと昔の映画館仕様で、いまどきのシネコンによくあるごついのではなくて、かわいらしい。
■『ゲルマニウムの夜』

KIRIN 円熟

金曜日, 2月 17th, 2006

冬はお鍋の季節です。なので、おのずとビールの季節、というわけ。食費を削ってでも晩酌費は確保する我が家。新発売のビール・発泡酒はとりあえず飲んでみる主義。
で、「KIRIN 円熟」。
これは優秀作品!!!…発泡酒の進化の、ある到達点のような。限りなくビール味でした。
こんなネタ、くだらなすぎるけど、ま、単純におすすめ情報。
■KIRIN

マキノ雅弘「次郎長三国志」への誘い

金曜日, 2月 17th, 2006

今日の午後、はりきってフィルムセンタに行ったのに、時間間違えて松竹映画特集見逃した、まちわびです。
と、その帰り道。フィルムセンタでもらったシネマヴェーラのチラシを手に電車で考えてました。マキノ雅弘はやはり観ておかねばならぬかな?
■蓮實重彦氏による突然なる推薦文
■シネマヴェーラ渋谷

宇野千代

土曜日, 2月 18th, 2006

梅が咲いている、東京。わたしは梅が桜よりも好きだ。なので、梅の開花情報にはいたって敏感。咲いた花から、ご近所から嗅いでまわる。嗅ぐ、嗅ぎまくる。梅のにおいが好きだ。今一番のお気に入りは、近所の内科の敷地内に咲いている蝋梅(ろうばい)。写真なし。写真にはとれないくらい日陰に、なのに咲き誇っている。
さて。
よく晴れる日が続くので、気がむいて新宿御苑へ行ってみた。小学校の遠足以来で、なんだかどきどきする。あーこんなだったかーと思いつつも、実はあまり覚えていない。大人になった今行ってみると、苑の出入り口は新宿二丁目だったのかーと、そのことへの興味の方がやや強い感じでもある。白樺。公園内の並木にあるベンチには、平日だというのにカップルがたくさんいて、なにやらはにかみ景色。にやにやしながらながめていたら、あ、今日はバレンタインデーか、と気づく。若々しいカップルがプレゼントなど渡しているすがた、にやにやしながらながめてきた。新宿御苑HPには、今梅真っ盛り!みたいな様子が載っていたのに、お目当ての梅はまったく一分咲き状態。もくもくと歩きに歩いて、他に花も咲いているわけもなく、時々木陰で読書する中年おじさんに哀愁を感じつつ、のような昼下がり。ややや。巨木。
巨木を眺めている中年おじさんをじっとながめていたら、おじさんはいつしかどこかへ行ってしまっていて、わたしがひとり占め巨木。あんなに空気の悪い新宿にありながら、自然はたくましく生きているのだなあ。人間なんて自然様に生かされている存在。邪魔にならずに謙虚にね、田舎にいるときに感じた心を、なおのこと都会にて思う、田舎にいると自然の懐に抱かれていると感じていて実は麻痺していたところもある心、それが都会にてつつかれている気がする。あっぱれ新宿御苑。
御苑の帰り道には、やはり二丁目経由。もちろん真昼間なので、路地をうろうろしただけで、人っ子一人人影もなく静かな街でありました。
で、いつもの散歩道は、阿佐ヶ谷住宅周辺。
善福寺川というコンクリ固めの川があって、でもなかなか情緒のある川で、実はわたしは最近愛し始めている川。映画観るか、求職活動しているか、本屋へ行くか、散歩。その生活の中で、ここはオアシス。阿佐ヶ谷住宅については、知りたい人は勝手に調べてください。しかし、米軍住宅を匂わせるレトロですてきな造りにめろめろ。散歩しまくっている、毎日。で、気になるのが、夏みかんの木。
河原沿いにも、住宅街にも、夏みかんの木がたくさんある。思い起こす1年前、ここらを初めて散歩したときに、そこに住む知らないおばあさんに、通りかかっただけなのに夏みかんをわけてもらって。今年は自力で手にしたいと、うろうろしながら狙っていたら、あ、かなり木の下のほうの枝にひっかかっている一粒。あ、あ、あ、収穫。
先週末は、世田谷文学館に行ってきた。
花森安治展を見に行ったのだけど、そのほか常設展も充実。世田谷にゆかりある作家を紹介しているのだけど、その中に、宇野千代。高校生の頃に出会った、宇野千代。わたしは宇野千代のような人になりたいなあと、思った気がする。仕事にも恋にも命がけ、の宇野千代。今は若干違うのだけど、なんだか気になる存在。あ、でも、たぶん、わたしは岡本敏子さんのようなおばさんになるような気がする、と人に言われた。最近。わたしも実は、そんな気が、1番する。
なにはともあれ、花森安治展にはぜひ足を運んだ方がよい。大満足。カレンダーも買ったぞ。A子も行ったほうがよい。

冨田ラボ「Shiplaunching」

日曜日, 2月 19th, 2006

先週のトップランナーではじめて見たー知ったーという人も多いと思いますが、冨田恵一さんひとりプロジェクト“冨田ラボ”のニューアルバムが発売。TRを見ても、改めて、品のよい宅録おたくのおじさん、という感じで、音作りの風景などはちょいと感動してしまいました。
キリンジ、ハナレグミ、などお好きな方は是非聴くことをおすすめ。
■冨田ラボ
■sonymusic(ま、まずは視聴から。幸宏&大貫妙子の曲と、高野寛の曲がわたしは好き。)

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