Archive for 7月, 2005
月曜日, 7月 4th, 2005
のませてください もうすこし
こんやはかえらない かえりたくない …
気がつけばそんなうたを口ずさむ、そんな日々が過ぎてゆきました。
友人の出産ラッシュの最後のお産が間近とせまり、「逆子で母子ともにRHマイナスの出産」で、どうやら大変なお産になるらしく、大きな病院に入院するよーとのメールなどあり、また、国際結婚をひかえた友人と酒を飲んだら、「最近好奇心が薄れた」との話など聞いて、なにかと生きていくのは大変だあ、と思っているのは自分だけではないこと、など、改めて実感したりしました。結婚も出産もしていないけれど、わたしもなかなか大変な毎日です。
映画は好きだけど、好きが高じて、つらいと思うことも多くなりました。
きっと、まだまだ甘い、ことも十分承知です。この暮すガタヤマにも、わたし以上に映画が好きな人は100人以上いるだろうし、映画のために生きるか死ぬかなんて人も、この日本には五万といることでしょう。でも、自分のつらさは自分にしかわかりませんからね、つらいレベルは測れませんから。(これ、最近悟ったこと)
忍者の精算作業を、横目でちらちら先送り、みたいなことをしながら、最近はまた、ビデオ屋でビデオを借りて観たりしています。今日ビデオ屋に行ったら、「YUMENO」のビデオが出ていて、「当店超おすすめ」とか、大推薦されていました。へー、数ある中でなぜ?とか思ってしまいましたが、ビデオででもたくさんの方々に観てもらえたらよいなあと思います。どうぞみなさん、観てください。
今日はとてもよい風の吹く、気持ちの良い一日でした。部屋で買いたまった雑誌など読み、「ぬるぬる燗燗劇場」のDVDなど観てすごしました。
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月曜日, 7月 4th, 2005
最近観た映画、レコメンド。劇場編。
「ミリオンダラー・ベイビー」
めったに観ないアカデミー映画。友人に薦められて観たけど、気がつけば、今では自分がまわりの人に薦めている始末。「とにかくすごい映画だよ、お涙頂戴映画ではぜんぜんなくて、例えば扱ってることが似てるけど「海を飛ぶ夢」とはまったく違う映画でさ・・・」酒を飲みながらこんな具合。ジムのシーンがどれも印象的。神々しい、と感じる場面が多い。
「ニワトリはハダシだ」
倍賞美津子に弱い。あのしわっとした人間味たっぷりの笑顔が好きだ。知的障害のある男の子が主人公だけど、お話の重きは、在日朝鮮人である一家のお話だ、というところにある。在日である、ということすら、障害のひとつとなる現実。二重、三重にのしかかってくる困難を、えげつなく包み隠さず描くところが、巨匠・森崎東監督ならではのところなのだと思う。正直涙が止まらなかった。感動したのとは違って、くやし涙がとめどなく。戦争のこと、在日のこと、障害者のこと、国家権力のこと。世の中の、自分にはどうにもならないことについて、これでもかと問題提示突きつけられた気がして、悔しくてたまならかった。この怒りはどこにぶつけたらよいのか?この怒りを知るためにも、この映画を、みんな観た方がよいと思う。
主演の男の子が、コナワくんという知り合いに似ていて、それも気になった。
「ウィスキー」
大好きな映画の1本になった。男ふたり×女ひとりの微妙な関係を描いているけど、その気まずさは、今までにない側面から覗いた、新しい感覚のような気がする。だれも、好きでも嫌いでもない、ような。たぶん、実際のところの現実はこんなだろうな、という、「リアリズムの宿」と少し似た感じを受けた。くつ下工場が舞台、というところもキュート。だいたい、舞台のウルグアイという国自体が不思議盛りだくさん。
「帰郷」
西島秀俊という俳優さんに、「ようやく」記念すべき主演作ができた、と思った。芸暦は長いのにね、確かに大根役者だけど、大根役者は脇役よりも主演が似合うはず。
逆に言えば、この作品は、西島秀俊じゃなかったら、だれが合うだろうか?と考えたけど、まったく思い当たらない。そのくらいハマリ役。さえない男っぷりが「犬猫」の役どころとかぶる。久々の片岡礼子も、娘役の女の子も(「ニワトリはハダシだ」にも出てた)、ちょっと田舎な千葉の港町の風景も、すべて、見て心地よいものだった。自分も「いとおしい」ものに出会いたくなる作品。
「さよなら、さよならハリウッド」
まぎれもなくウッディ・アレンの最高傑作!・・・と、ニューヨーク・タイムズ?が書く通り、わたしの数少ないウッディ・アレン作品鑑賞暦の中でも、最高の1本だと思った。コメディ映画もあまり観ないところだけど、今まで観たコメディ映画の中でも最高だと言いたいくらい、ほんとに面白かった。よくしゃべり、よく動き、泣き笑い怒る彼のひとりよがりぶりが、今回はよく活きていたなあ、「ならでは」だったなあ、と思う。
「ライフ・アクアティック」
この映画は、なぜ阿部和重や中原昌也大絶賛なのか、いまだにわからない、そのことが一番大難題だ、とか思う作品。映画自体は、いたってわかりやすい娯楽作。たのしみました、という感想以外思い当たらない。でも、もしかしてもっと奥深い映画なのか?・・・そんな風に余計な思惑をもってしまうから、事前に映画評など、やっぱり読むべきではないと思った。
おもしろいです、単純に。
「おわらない物語 アビバの場合」
思った以上におもしろかった。前評判があまりよくないらしいことを聞いていたので、期待しなかった分、すごくおもしろかった。こんな映画、やっぱり米国では公開は難しいだろう、しかし、こんな映画を難なく公開できる日本という国もちょっと恐ろしい。結構アブナイお話です。エピソードのどれもこれも、登場する人物のどいつもこいつも、なさそうでありそうで、いそうでいなさそうで、すべてにまとわりつく胡散臭さがおもしろくてたまらない。場内が暗いことをいいことに、私はけっこういやーなニヤつき顔で始終観ていたと思う。
人それぞれいろんな感想を持つ、おばけ映画だと思うので、できればまわりの人にも観てもらって、どんな風に感じたか、話がしたいなあ、と思った映画。
「肌の隙間」
瀬々監督のピンク映画をスクリーンで観るのはまだ2回目。しかし、つくずく思う。映画はスクリーンで観る仕様で作られているものなわけだから、スクリーンで観てこそ本当。作り手の差し出した作品をそのままに受けとめるには、やはり、スクリーンで観ないと、と、強く思った。
なぜなら、この映画はたぶん、ビデオで観たら、またぜんぜん違ったイメージになってしまう気がしたから。音楽がまったくない。せりふもほとんどない。スクーターのふかし音、みどりの広がる風景に赤い服の女。長まわしのカメラがとらえるその情景を、わたしたちは劇場で体感するのだ。食べる、寝る、セックスする・・・人間の生きる営みを、まざまざと見せつけられる、いわば「いきものの記録」。賛否両論の作品らしいけど、わたしは、ものすごい!と、思いました。こんな映画、観たことない。
「自転車でいこう」
プーミョンは自転車に乗って毎日街を闊歩する。障害のある若者の堂々と生きる姿に、正直戸惑いも感じたりして、さて自分は、彼らとどんな風に接して生きてゆけるかなとか、思ったり、映画を楽しみながらも、さまざま考えさせられた作品。でも、限りなく、「障害≒個性」といういまどきの考え方に、なるほど賛成の気持ちになった。
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月曜日, 7月 4th, 2005
どうも、忍者です。
今年は、冬眠していたかと思うと、4月・5月・6月と三ヶ月連続上映会の敢行など、あたまのおかしいはりきりぶりをみせているシネマ忍者ですが、7月に開催される「父と暮せば」山形上映会にも協力しています。
映画「父と暮せば」山形上映会とは、山形で活動する自主上映の人たちや映画好きの方、平和に関する興味の深い方などの有志があつまり、市民の手で、この終戦60周年の年にふさわしい、かつ、作品としても満足できる反戦映画の上映を目的に結成された、“映画「父と暮せば」山形上映実行委員会”が主催する上映会です。
当初、忍者がチームとして参加する話ではなかったのですが、気がつけば、忍者メンバーのほぼ全員が実行委員になっていたので(笑、結果的には忍者が全面協力の体制になっています。HPのトップで宣伝してますが、忍者主催の上映会ではあらず、あくまで「協力してます」の意思表示です。
ほか、ポスターの下ビラ・前売券などのデザインやHPのデザイン・管理などの協力をさせていただいています。
はてさて、実行委員会の活動が始まって早4ヶ月。お金のかかり方が違えば、人の巻き込み方、宣伝の仕掛け方、チケットの広め方、なにもかにも忍者では考えられない規模で、いろいろ勉強させてもらいました。動員目標が1000人ですから!常に100人を目標に上映会を企画している忍者とはまさにケタ違い。は~、と、ため息の出ることばかりです。いや~、そ~か~、そ~だよな~、・・・考えが及ばず、のことばかり。
そしていよいよ、今月です。
当日は忍者は主に、映写班が重要に関わることになりますが、会場には見た顔がうろうろしていることと思います。ゲストに巨匠・黒木和雄監督がいらっしゃることになりましたが、とうていお相手できるはずもなく、ゲスト対応は大人たちにまかせて、わたしたち忍者は、せかせか下っぱたらきに精を出す予定。
巨匠の作った反戦映画ですが、イメージほどお堅いお話ではありません。井上ひさし原作なので、庶民的な観点の反戦映画です。すんなり、しんみり、かなしいお話です。浅野忠信も出ていますし、普段こういう映画は観ません、という若者たちも、どうぞご来場ください。
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月曜日, 7月 4th, 2005
いよいよ本格的に動き始めるようですね。
しかし、この人口の地方都市に12スクリーンとは。なんだかわたしには計算できない世界だなあ。
■朝日新聞
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水曜日, 7月 6th, 2005
最新作「リンダ リンダ リンダ」の公開が待たれるわれらが山下敦弘監督が、劇場公開作品で本格的に演技を披露。主演は、「ばかハコ」や「実録シリーズ・その男狂棒に突き」など山下作品には欠かせない個性派・山本剛史。普通の役を見たことがないので、作品HPの写真では、「え?これが?」とまったく自分のイメージとつながらず、それだけの興味で観てみようかなあとか思っています。監督は同じく大阪芸大出身の「プウテンノツキ」の元木隆史監督。
来月にもレンタルに並ぶはず。
■ピーカン夫婦
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木曜日, 7月 7th, 2005
昨年のカンヌ映画祭の出品作品の中に見つけてからずっと気にしていた、巨匠ジャン=リュック・ゴダール監督、待望の新作。原題は「NOTRE MUSIQUE」(英題「OUR MUSIC」)。早くも今秋日本公開の兆しで、とても楽しみです。どうにかこの夏も無事にのりきって、ゴダールの新作観ないとね。
内容は、タイトルからはなにやらわかりませんが、ゴダール的反戦映画のようなもの、らしいです。戦争ばかりする人間たちのおろかさを鋭く抉る作品になっているらしい…
■アワー・ミュージック
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木曜日, 7月 7th, 2005
平日おやすみの仕事をしていたためか、NHKや教育テレビの午前中の番組をよく見ます。で、「生活ほっとモーニング」という番組に出ている若い男性の双子が、前から何者だ?と気なっていて、偶然本人たちのブログを発見。本業は画家らしいことは知っていたけど、この番組に出たおかげで、おばさまファンが急増、個展はそんな客層で大賑わいらしいです。個展には本人たちもいるらしい。
わたしも実物見たいなあ。だって、写真やテレビでは、これ以上ない!というほど見分けつかなく似ているのだもん。大人の双子でここまで似てるなんて、すごい!
■degage
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木曜日, 7月 7th, 2005
SUPER BUTTER DOGの同名曲をモチーフとして作られた竹中直人久々の監督作品。そんなわけで音楽参加はとても豪華で、映画公開記念でライブまで開催される模様。
詳しくは作品HPにてどうぞ。
■さよならCOLOR
2005年8月13日(土)より東京・ユーロスペースにて公開
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木曜日, 7月 7th, 2005
キリンジ・弟のソロユニット「馬の骨」始動。春先になにかでそんな情報を見ていたけどすっかり忘れていて、気がつけば6月22日にシングルがリリースされてましたね・・・視聴したけど、よいです。買いです。
今日、NHKのニートの番組見てたら、なぜか挿入歌としてキリンジの曲が数曲使われてました。NHKは不思議な魅力がいっぱいです。
■馬の骨
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金曜日, 7月 8th, 2005
浅野忠信主演の少年事件を扱った映画。普通の人間ドラマにアサノのが主演するのはめずらしいような…共演はエリカ(小田エリカ改め)と池脇千鶴。「父と暮せば」の黒木和雄監督の、「スリ」や「美しい夏キリシマ」で黒木組に参加した日向寺太郎初監督作品。
■誰がために
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