Archive for 4月, 2005

小春

土曜日, 4月 9th, 2005

花粉症のくすりを飲むと、のどがぜいぜいします。なので、この時期はわたしはのど飴も必需品のひとつです。もはやふつうののど飴では用が立たず、かぜひきさん用の薬用のものを愛用しています。ちょっと高いけどね。
職場で話題にあがった、花粉症の特効薬。春直前、症状が出る前にその注射を一本打つだけで、まったくへっちゃらなのだそう。1本1万円。高い。しかし、この苦しみと引き換えならば安いもんだと思う人は、現代人には多いに違いない。花々が咲き誇る草原をかけめぐるのも夢じゃなくなるし、桜の木の下でお弁当びらきするにも、強烈なくすりのんでるから味がさっぱりわからん、なんてことにはならなくなるしね。
そう、今日は土曜日だけど仕事でした。
天気も良かったので、お昼は外で食べました。職場のとなりにある公園の、梅の木の下で食べました。がんばれー、ふんばれー、自分に、自分の鼻に言い聞かせながらなんとか食べ終えて、すこし鼻たらしながら梅を観賞しました。
春はいいなあ。
来年こそは、うわさの特効薬を一本ずとんと打ち込んでもらって、快適な春をすごすぞ。
が、しかし。
特効薬というのは、実にうさんくさいですよね。危険なかおりがする。
黒沢清監督の「大いなる幻影」を思い出します。黒沢監督、唯一の恋愛映画(たぶん)、大好きな映画です。公開当時はまだ花粉症が社会現象にまでなっていなくて、実際わたしも花粉症ではありませんでした。主演の武田真治と唯野未歩子が、その世の中(たしか2010年とか想定だったような)で蔓延している強烈な花粉症(映画の中では目に見えて、視界が白くかすむほど花粉が飛んでいる)の新薬を試すというエピソードがあって、その新薬は確かにすごく効くのだけど、服用していると生殖機能が失われる恐れがあるという、結構危険な薬なのでした。それを、さほど迷いも見せず使用するふたり。そんなリスクを背負ってまで楽になりたいだなんて、その時は近未来の作り話程度に「ありえない」と思って観ていましたが、現在2005年において、それはもはや現実ととても近い状態でありえることのような気がします。
実際、結婚しない人も子供を生まない人も増えているし、別に生殖機能がなくなっても平気、むしろ性欲とか邪魔だからなくしたい、そんな人が、結構いる気がします。それと引きかえに花粉症から解放されるならば安いもんだ、そう思える人がいるかもしれないです。
わたしはー、わたしは。
たとえば結局、結婚も出産もしないかもしれないけど、人間という生き物として持っている機能は、自ら進んで失いたくはないなあ。花粉症とはそれでも戦い続けてもしょうがないです。
スギ花粉がおわると、今度はわたしはブタクサという雑草の花粉にまで反応してしまうので、これからまだまだ戦いは続きます。
忍者上映会で鼻たらしてたらごめんね。

山形フォーラム、いよいよ閉館

日曜日, 4月 10th, 2005

山形育ちの映画ファンには悲しい出来事ですね。困る人もたくさんいることでしょう。この映画館に育ててもらった、そんな映画ファンをわんさか知っています。一応引越しということではあるものの、あの場所はある意味聖地のようなところだったですから。とても残念です。
4月17日(日)の上映をもって閉館のようです。
県外の方で、まだ行ったことのない方も、ぜひ一度ご利用しておいてください。こじんまりとした、よい映画館です。
■フォーラム

シネマ忍者vol.7「どうしてもスクリーンで観ておきたい映画特集1」

月曜日, 4月 11th, 2005

シネマ忍者vol.7上映会「どうしてもスクリーンで観ておきたい映画特集1」
■上映作品:
「犬猫」(井口奈己監督、2004年)
「路地へ 中上健次が残したフィルム」
(青山真治監督、2000年)
■期日:2005年6月18日(土)
■会場:山形県遊学館ホール(山形市緑町一丁目2―36)
※県営駐車場をご利用いただくと、駐車料金が2時間まで無料となります。
■上映時間:
「犬猫」15:30/19:00
「路地へ」14:00/17:30(各2回上映)
■料金:(2作品別料金入替制)
・「犬猫」前売(共通)1200円/当日(一般)1500円、(学生)1300円、(中学生以下)1000円
・「路地へ」当日1000円均一
・お得な2作品鑑賞券-前売2000円/当日2200円
■プレイガイド:八文字屋Pool、山形プレイガイド、カフェ・ド・りぶる、他。
※4月17日より各店順次発売。
■主催・問合せ:シネマ忍者
にわかに失礼いたします。
はてさて、われらシネマ忍者は、4月・5月・6月と三ヶ月連続で上映会を行うこととなりましたー。狙ったわけではなく、結果です。あれもこれも観たいです、上映しましょうそうしましょう、そんなことで上映会を組んでいたら、あら?、三ヶ月続いてますよ社長!、そんな具合なのです。
観に来てくださる方々にも、少し迷惑ですよね。お忙しい最中都合つけて来ていただくのに、三ヶ月連続で忍者に通うなんて、それはもう、わたしたちの傲慢だと思います。
申し訳ありません。
しかし、絶対に後悔はさせません。
特に!6月の忍者7は、「どうしてもスクリーンで観ておきたい映画特集1」と題して、忍者メンバーの半分が見逃し、半分が観ていて、半分がご満悦、半分が悔し涙―そんな作品の中から優先順位により2作品をセレクトし、上映会を組んだものです。毎度言っていますが、作品には自信があります。おそらくこの2本をスクリーンで観た方は、東北では少ないのではないかと思います。もちろん2本とも山形初上映。「路地へ」にいたっては東北初上映のはずです。
スクリーンで観れる数少ない貴重な機会です。どうか今からご予定の調整をお願いします。
余談:このたびの料金設定についてですが、忍者では、東京封切よりあまり時期が経っていない「新作扱い」の作品については、全国の映画館の上映スケジュールの中で上映している都合などから、料金を少し割高にしております。(映画館の鑑賞料金と少し近くしてあります。)公開より1年ほどたった作品より、なるべくお安く観ていただく努力をして、料金を決めています。なるべくお安く観ていただくこと、鑑賞する環境をなるべく映画館に近づけること、様々課題を胸に頑張っておりますので、どうかご理解のほど宜しくお願い致します。

ホリエモン.シアター?

月曜日, 4月 11th, 2005

山形の映画館運営会社.ムービー.オンと、ライブドアのグループ会社が事業提携。ホリエモンは、東北のプロ野球チームを獲り逃したかわりに、山形に映画館を持つのだそうです。
?????
とにかくおもしろい記事なので読んでください。
■山形新聞

「稀人(まれびと)」が映画祭受賞

月曜日, 4月 11th, 2005

シネマ忍者が今年お初にお届けする「ホラー番長」シリーズの中の、まさに上映を予定している「稀人」が、第23回ブリュッセルファンタスティック映画祭にてグランプリを受賞しました!この映画祭では同じく日本から出品の塚本晋也監督「ヴィタール」も受賞。「稀人」は塚本さん主演作品なので、塚本さんW受賞?ですか。さっすが、われらが塚本さん。
シネマ忍者まわりは、塚本晋也、田口トモロヲ、大森南朋、水橋研二...このあたりに敏感ですね。あ、もちろん、浅野も大好きですけど。
■「映画番長」
そんなわけで、祝!受賞記念!今週末は「ホラー番長」上映会にみんな集合だっ!

こばなし

木曜日, 4月 14th, 2005

去る週末は仕事だったので、今週はとてもだるいです。しかし、今週末に忍者を控えている今は、とてもごゆるしている余裕などなく、毎日午前様でPCとたわむれる日々です。
母いわく「そんなの夜遊びしてるのと一緒よ」。そうです、どうせ好きでやっているのです。
なにをしているのか?
1、当日配布する「忍者通信」を作っています。
2、当日の受付まわりの準備―当日券、アンケート、などなど。
3、次回・次次回忍者のチラシと前売券を作っています。
4、次回・次次回忍者の宣伝準備
今がふんばり時です。
このごろ連日残業続きのヤマダ―をつかまえられるのは、深夜だけなのです。なので、深夜、とてもテンション高く電話でやりとりしながら調整しつつ作業しています。時々ヤマダ―は恐ろしく酔っていたりもして、校正メールが来るのが翌朝4時頃だったり。ま、わたしはその間寝て待っているのですが。
結局は、当日来てくれたお客さんたちの顔を見れば、こんな疲れはふきとんでしまうのです。それがわかっているので、今週はつらくてもがんばれます。これこそ、ふんばりの元。
さて、話はかわって。
ちょっと愉快になったこんな出来事。
日曜日のこと。わたしの職場にあらわれたアジア系の若い外国人男性。リュックをしょって、なぜかビニール袋にピーナッツをたくさん詰めて、ぼりぼり食べながらわたしに近寄ってきました。わたしはある文化施設の受付をしているので、「いらっしゃいませ」と声をかけたら、彼がわたしに言いました。
「オヨグトコアリマスカ?」
んん?
「オヨグトコロ、アリマセンカ?」
「およぐところ?…プールですか?」
彼は平泳ぎのジェスチャーをしながらうれしそうに「ソウ、オヨグ!」。でも残念ながらそこにはプールもないし、近くにもそんな施設はない。
「すみません、ないんですけど。このあたりにはないです」
「ナイ、オカシイ。バトミントンシテタ」
外を指差して言いました。少し離れたところに体育館があります。そこをのぞいたらどうやらバトミントンをしている人たちがいたようなのでした。
「んー、でも、あそこは体育館だけで、プールはないですよ」
「オカシイネ、オヨグトコロナイ…アリガト」
彼はまたピーナッツを食べはじめて、ちょっと残念そうに、それでも笑顔で「サヨナラ」を言って出ていきました。彼の去ったあともピーナッツの残り香が、余韻を誘いました。なぜそんなに泳ぎたいのか?なぜそんなに大量のピーナッツ持って歩いているのか(それもスーパーの袋に)?どこの国の人なのか?彼の国では街中に泳げるところがたくさんあるのか?リュックの中に海パンがいつも入っているのか?…私の中でさまざまな謎が渦を巻いたけど、なんだか、プールがなかったことを残念に思いました。遠く祖国を離れて、たぶん大好物のピーナッツ(だって、じんじょうじゃない量持っていた!)をほおばりながらこのヤマガタくんだりを歩き回り、およげる場所を探す異国の青年…彼のそれほどのやりきれない気持ち(肩をがたりとおとして歩いていった、寂しい背中でした…)は理解できないけど、できることなら泳がせてあげたかったなーと思ったのでした。
なんだかねむいです。
ねむけなのかめまいなのかわからない、なんだかぼやぼや一日をすごしています。

是枝監督新作「花よりもなほ」

土曜日, 4月 16th, 2005

主演など詳細がちらほら発表されてました。
宮沢りえがマドンナ役の藤沢作品なのに、山形にロケ誘致できなくて残念でしたねー。
■スポーツ報知
■サンスポ

塩田明彦×向井秀徳、「カナリア」トーク

土曜日, 4月 16th, 2005

塩田明彦監督最新作「カナリア」の公開記念イベントとして、去る4月2日に渋谷アミューズCQNにて塩田監督と楽曲提供した向井さんのトークショーがありました。そのトークの内容がHPにアップされてましたが、なかなか興味深い内容。この映画の音楽は大友良英さんですけど、同じく参加している浜田真理子さんにしても向井さんにしても、音楽の面ではかなりすごいコラボレーションが成功している映画でもありました。これは観ないとわからないので、早くみんなに観てほしい!
東北での上映が待たれますねー。
■『カナリア』

訃報・高田渡さん

土曜日, 4月 16th, 2005

フォーク歌手の高田渡さんが急逝。ツアー中に倒れられて、滞在先の北海道でそのまま逝ってしまったのだそうです。心よりご冥福をお祈りいたします。
なんだか、「タカダワタル的」は、本当にメモリアル的な映画になってしまいましたね。
■ニュース
■映画「タカダワタル的」

シネマ忍者vol.6「ホラー番長」直前情報

土曜日, 4月 16th, 2005

あしたはいよいよ今年初めのシネマ忍者、「ホラー番長」上映会です!お天気もよいみたいですけど、夜桜見物にはちょいとまださぶい今日この頃。まんず、山形はまだ桜が咲いておりませぬ。
そんなわけで、なにはなくとも、シネマ忍者へお越しください!
たのしい映画と、温かいお茶とあめ玉のサービス、そして忍者のにぶい笑顔が、あなたのご来場をこころよりお待ち申しております。
■交通情報
■会場地図
■周辺駐車場マップ
※会場には駐車場がございません。毎度ごめんどうおかけいたします。
ご利用おすすめは、10時間500円駐車場です。2本観ても安心、帰りにごはん食べても安心です。(※地図)

シネマ忍者について

シネマ忍者について
シネマ忍者概要
シネマ忍者活動報告

MENU


最近の記事


最近反応があった記事