Archive for 2月, 2005
火曜日, 2月 1st, 2005
ちょうどガタヤマでキム・ギドク監督の『春夏秋冬、そして春』という映画が公開されていて、あちらこちらで「よかったよー」との話を聞きました、今日この頃。なので、少し気が早いけど新作の話。
■『サマリア』
同監督のこの春公開の新作『サマリア』はもっとすごい映画らしいとの噂。チラシなどもとてもかわゆいビジュアルではあるけれど、このかわいい少女の片方が援助交際をしているという設定から始まる物語なのですから、ちょっとびびります。『魚と寝る女』『悪い男』などエグイ映画を撮らせたら韓国一の鬼才だけに、そのあたり期待大です。ちなみにアラキーも絶賛。何をかくそう本年度ベネチア映画祭銀熊賞受賞作品だったりします。
ま、この監督の名前は覚えておきましょう。なんだか今後もご活躍の予感ですしね。
くれぐれも業界が作った韓流ブームに踊らされずに、自分の目で耳でしっかり見極めて自分好みの韓国映画と出会ってゆきたいものです。いい加減、感動してばかりもあきるでしょ?
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水曜日, 2月 2nd, 2005
川上弘美にはまってます。
今さら?と思われるかもしれないですけど、わたしにとっては今までさっぱりノーマークだった作家さんで、よく読む雑誌に短篇を書いているのを読んでなんだか気になり始めて、で、週末にまとめて図書館で借りてきたのでした。
だから、はまった、と言ってもまだ4日目。
ちゃくちゃくと1冊づつ丁寧に読み進めてます。男と女のゆきずりのお話が多く、その濃密な関係なんかも詳しく書いてはあるけれど、なんとも言えない丁寧な言葉使いでちっとも下品じゃない、いや、上品さが嫌味じゃないと言った方がいいくらい、なんだか読んでいて気持ちのよい文章だなあと上機嫌です。
昨日BUNBUN堂に行ったら、江國さんの本とはりあう勢いで平積み売りしてましたね。そうかー、人気作家さんだったんだー。今さら知りました。
こんな大寒波に襲われてしまったガタヤマでは、こもって本でも読むに限るでしょ。
あと、「anming」というお香にもはまってます。毎日もんもん焚いて嗅いでます。アジア諸国のお香もいいけど、やはり日本人ですから、お線香なら日本香堂。
これは日本香堂さんの新製品(といってもだいぶ前に出てたんだけど)。このご時世、老舗でもお仏壇寄りのお香ばかり作っているわけにはいかないんでしょうかね、でも逸品ですよお。さすがです。
さて、忍者メンバーのみなさん、忍者通信次号の原稿締め切りが今週末にせまってますけど。
シネマ忍者は当初、活動期間限定のチームでした。1年間の期限付きで、いわゆる実験的な催しとして始めたのでした。ワークショップ?みたいなつもりだったのかな。なので、予定であればあと二ヶ月で解散ということになるわけだけど、だれも解散の話は出さないし、前回の上映会でも次回の予告とかしていたし、なんとなく終わらないみたい、といった様子。
なので、ただいま次回上映会の最終調整中。
冬は内仕事ははかどりますね。忍者通信もこの調子でさくさく仕上げていくぞ。
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水曜日, 2月 2nd, 2005
ワールド音楽好きの忍者・タモリから紹介されたHP。サラーム海上さんという音楽ライターさんがアジア諸国などを放浪したりしていて、それまわりのネタを載せています。なにより料理の写真が美しい。というか、うまそー!
ちなみに奥様である若山ゆりこさんのページもあり。イラスト付きのコラムは楽しいですよん。
■サラームの家
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木曜日, 2月 3rd, 2005
緞帳のある映画館は高級感がただよっていて、かつての映画の業界をしのばせます。たいていそういう映画館はカーペット敷きにもなっていて、「映画を楽しむゴージャスで特別な時間をお過ごし下さい」という感じです。
今のシネマコンプレックスなんかだと、「気軽に観に来て下さい」ともう少しカジュアルなデザインになっていて、それはそれでいいのだけれど、時々はやっぱりこういう「映画を観る!」ドキドキする雰囲気を味わいたくなるのです。
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金曜日, 2月 4th, 2005
宮沢章夫著「不在」。
さきごろ紹介した遊園地再生事業団の演劇とリンクする小説ですが、なんだかとても評判がよいそうです。「まるで別役実を彷彿とさせる不条理劇のよう」と宮沢さんが「レイクサイド~」を語っていましたが、まんまと、この小説は不条理の決定版のような、究極の不条理、なにせ、主人公が不在のまま進むお話なのだそう。
どこの書評でも絶賛の嵐。忍者内にも嵐吹き荒れる予感。
まずは書店でお手にとってみますか。
■遊園地再生事業団
■『be found dead』DVD発売記念オールナイトイベント
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金曜日, 2月 4th, 2005
ジャン=ピエール・ジュネ監督&オドレイ・トトゥの「アメリ」コンビが再びタッグを組んだ新作は、なんとフランスでは「アメリ」を超える大ヒット。期待できますねー。しかし今回はコミカル&ラブリーお話ではあらず。ジュネ監督の幻想的な映像美はながら、戦時下の悲恋をファンタジックに見せてしまっているらしい。
予告が観られます。この春公開予定。
アメ中に捧ぐ。
■『ロング・エンゲージメント』
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金曜日, 2月 4th, 2005
先日、忍者東京事務局のヤマダーが電話で言っていたけど、すごく素敵な映画なのに、お客さんの入りはイマイチらしいんだって。
なんだか、撮影されているらしい時期には相当雑誌とかにも取り上げられたのに、あまりにも公開はさりげなく始まりました、という感じ。こういう映画がときたまありますが、もったいないなーとか思います。
で、「トニー滝谷」。
村上春樹原作×市川準監督×音楽・坂本龍一という豪華さに、主演は宮沢りえとイッセー尾形。(ちなみにナレーションは西島秀俊。)ちょっと変わった趣向の演出&撮影方法がとられているとなにかの雑誌で読んだけど、とにかく、観るに損はない感じですよね。
観ましょう、みんな。公開中です。
■『トニー滝谷』
東京・テアトル新宿、ユーロスペースにて公開中
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日曜日, 2月 6th, 2005
気がついたら2005年も一ヶ月が過ぎ、「忍者通信を出します」とか言ってた2月になっていましたー。ただいま原稿を整理してますので、予告どおり今月出るかと思います。どうぞお楽しみにしておいてください。
しかし。
このごろの「仙台フォーラムだより」作品紹介はとても好きです。わかりやすいし、“この作品のここがイチオシです”という点がわりと明確。なに観るかと迷ったときにはとても参考になります。おすすめです。
忍者通信もがんばらねばね。ちなみに今号は「2004年、わたしのこのいっぽん」です。
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日曜日, 2月 6th, 2005
新聞を読んでいたら広告が出ていて知りました。さっそく2月1日に発売していたのですね。
阿部和重さん、芥川賞受賞作品「グランド・フィナーレ」。
でも、最寄の本屋さんでは売り切れていたみたい。もしかしてバカ売れ中?
■講談社
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月曜日, 2月 7th, 2005
わー!わー!シネマ忍者vol5にて上映しました『ユダ』が、雑誌「映画芸術」の2004ランキング第一位に輝きましたー!瀬々監督、おめでとうございますっ!なんだかうれしいなー、ひとごとでない。
しかし「映画芸術」という雑誌はなじみのない人が多いかも。地方ではどこでも売っているというわけではなくて、やまがたならば八文字屋本店さんやBUNBUN堂本店さんなどで手に取れる程度かも。季刊もので、今号の表紙は「カナリア」(塩田明彦監督の新作)です。「レイクサイド~」についての青山真治監督インタビュなんかも載ってました。ランク解説もおもろく、よみごたえたっぷり。ちなみにワースト1はセカチューでしたー。
ま、少しマニアックでかたよりまくった映画雑誌ではありますが、シネマ忍者のカラーとはぴったんこな雑誌です。
ほんと、瀬々さん、おめでとうございますっ。
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