Archive for 7月, 2004
火曜日, 7月 20th, 2004
突然ですが、大正ロマン漂う老舗料亭「千歳館」で、ビア・ガーデンをやっているって知ってました?
山形はあまりビア・ガーデンのあつい土地ではないですよね。いい加減ダイエーの屋上とか行きたくないし、やっぱり涼しいところでゆったり飲んだほうがいいに決まってる。でもね、前々から噂で聞いていたビア・ガーデンにとうとう行ってみたんですよ。
老舗料亭「千歳館」の中庭で行われているビア・ガーデン。
中庭はさすが素晴らしい日本庭園。しかも、大正時代のモダン建築仕様の本館がその庭を取り囲むかたちであって、その建物沿いと庭に提灯があしらってある。
提灯のぼんやりしたあかり。廊下を小走りにゆく着物姿の仲居さん…まるで「エビスビール」のCMのような風景がそこにはあります。
庭には木造の特設カウンターがあって、そこで板さんが料理をしている。料理はもちろん品の良い味付けで美味。料金だって心配するほど高くはない。チェーン店系の安居酒屋に比べたら少し高いかもしれないけれど、フツーの飲み屋と同じくらいの値段ですよ。それで本格日本料理をつまみながら、その日本的情緒を味わいながら、うまい冷え冷えビールが飲める!これは行くしかないです。
・・・と、いきなり飲み屋の宣伝とかしてますけど、こんなに素敵なところがあるって、山形の若者のほとんどは知らないんじゃないかなあと思って、書いてみました。でも、オサレ~なダイニング・バーとかしか行かな~いという人にはおすすめしません。『吉原炎上』とか『おもちゃ』とか五社監督のイロモノ時代映画が好きな人とか、やっぱりエビスビールのあの舞妓さんシリーズにうっとりした人とかにおすすめしたい場所です。
25歳以上の人なら敷居高くないと思います。それ以下の若者は、ちょっと大人のふりして行ってみるも素敵でしょ。
あ、蚊が出ます。蚊取り線香がたいてあるけど、刺されやすい人は虫除け対策して行った方がよいかも。
■千歳館HP
■ぐるなび
Posted in 雑記 | No Comments »
火曜日, 7月 20th, 2004
わたしだってあなただって、映画好きはいつだってドリーマーズ。
『ラストタンゴ・イン・パリ』という映画に出会って、わたしは初めて「洋画って素敵…」を知ったように思います。基本的に洋画は苦手なのだけど、この映画はすんなりと受け入れてしまったことを記憶しています。完全版の復活によりスクリーンで観ることができたことも幸いしているわけだけど、このたびの新作『ドリーマーズ』は、予告を映画館で何度か観ていて、それだけでとろけてしまいそうな、「1本100万円のワイン」みたいなとてつもない上質の魅力の匂いがしました。
(言ってること意味わかんないですよね。)
映画を愛するベルトルッチ監督が煮詰まったら、こんな映画を撮ってしまうわけです。『はなればなれに』のルーブル美術館を駆け抜けるシーンをまんままねてみせる主人公たちの姿に、言い知れない動揺をおぼえました…早く観たい!!!
■『ドリーマーズ』2004年7月31日封切
Posted in 映画 | No Comments »
火曜日, 7月 20th, 2004
「あ、そうだったんだ!」という意味のタイトル『ユリイカ』という映画。公開当時わたしは今と違って超多忙なお仕事に就いていたので、まんまと見逃していたのでした。でも、3時間もあるシネスコの映画をビデオで観る?そんな野暮なことできないよーと、いつかスクリーンで出会える日を今まで夢見てきたんだけど、とうとう、あっけなく、観てしまいました、そう、昨日。
ところで、今日はわたしのおばあさんの90回目の誕生日。そしてあしたはわたしの誕生日。わたしは生まれも育ちも東京・深川。何の因果か今は山形で暮らしておりますが、毎年誕生日前後には、生まれ育った遠きふるさとを思います。あのくすんだ空気によどんだ川…川には東京湾から流れ着いたくらげしかいなくて、それを棒で釣ってよく遊んだなあ…暮らしていた江東区は、海の向こう岸は今のお台場なわけで、湾岸地域の開発地域は岡崎京子の「リバーズ・エッジ」さながら、団地と空き地だけの無機質な風景が広がっておりました。ああ、なつかしや、わがふるさと。
で、『ユリイカ』の話。起こる出来事やテーマは暗いのに、不思議と安堵感漂う奇妙な映画だったなあというのが感想。愛なんてどこぞの国にあるものかしら?とばかりに、「愛」は裏切られ葬られ切り捨てられ続ける前半。そして、「もや」がかかって見えにくかったことに輪郭がおびてきた時に「あ、そうだったんだ」とまではいかないまでも、なんとなくこの国にも「愛」があること、あったんだということを知らされた後半。まるで自分が旅に出て、実際にはなにも起こらなかったけど、「なんか成長したかも」と思った極めて曖昧な感情をおぼえました。
ところで、この映画はビデオだと2本に分かれていて、中盤のいいところでビデオ交換をしなければならない。それがなんだかむなしい作業だろうなあとビデオで観ることを今まで拒み続けてきたんだけど、実際にはそのころには映画に夢中になってしまっていたので、そんな作業もサクサクこなし、滞りなく続きを観ました。わたしと同じ理由で観ていない人は、どうぞ挑んでみてください。
でも、こんなにおもしろい映画を、しかもシネスコだしモノクロだし、なのに映画館のスクリーンで観ることができなかったことを本当に改めて悔やみました。
忍者で企画したら、どれくらいの人が来るかしら?
近年は短編映画流行といわれているけれど、それって本当?資本主義的観点から誰かが作った流行なんじゃない?逆に長い映画ばっかり集めて、超長編映画祭(仮)とかやったら、みんな観にくるかなあ?『ユリイカ』もそうだけど、『サタン・タンゴ』(6時間)とか『鉄西区』(9時間)とか、休憩にヤマダが入れたお茶でも飲みながらみんなでスクリーンで観たら、きっと素敵だと思うんだけどなあ。
そんな、また、夢みたいなこと言ってえ~・・・わたしは年をとってゆくのでした。
※実はHPの4000カウント、ふんだのわたしでした(笑。なので、↑この写真がなにの映画のチラシか?わかった人先着1名様になにかあげますからメールください。
Posted in まちわび日記 | 8 Comments »
水曜日, 7月 21st, 2004
カフェ・リンから外へ出ると綺麗な夕焼けが街を黄金色に染めておりました。
あれだけ暑かった風も、カラリと爽やかに肌を撫でます。
さて、そんないい塩梅の空気を味わっているヒマはありません。
バスが行ってしまう前に、駅に着かなくちゃ!
買い物ビニルの主婦、ヒップホップ・ガールズにヘビーメタル・ボーイズ、自転車に乗った意味無く元気なガキ達の森を抜け、信号を無視し、駅まで急ぎ足。途中ロックボトム・レコードを振り返り、あ〜寄りたいと思いつつも、寄れないこの時間的余裕の無さです。
3分ぐらいでしたかな、丁度バスが着いていて、もう出発しますよ!という具合の時に駅到着となったのですが、タイミングが悪い相棒、ここで尿意をもよおしまして、「ゴメントイレ行ってくる」と駆けだしたその後ろでバスは無情にも出発してしまったのでした。
どうするよぉ〜。
Posted in 写真物語 | No Comments »
水曜日, 7月 21st, 2004
掲載するの遅くなってしまった!
本日21日、東京で開催のイベントです。この秋開催される「山形国際ドキュメンタリー映画祭東京上映2004」のプレイベントとして映画の上映会を本日開催。
昨年の映画祭でも超満員御礼で急遽追加上映が組まれた6面マルチの16mm映像作品、おおえまさのり監督『GREAT SOCIETY』。これ、必見ですよ!6台の映写機を、数人の映写技師さんが「せーのっ」の掛け声で一斉に動かすと、1枚のスクリーンに6分割の映像が!60年代のアメリカを象徴する冷戦、ヴェトナム反戦、学生運動、核爆発・・・などのキーワードがちりばめられた映像が目の前で交差するさまは、まるで万華鏡!
ほかにも小川紳介賞を受賞した中国の『一緒の時』や、あの『10ミニッツ・オールダー』の企画の元ネタとも言われるソ連の監督・ヘルツ・フランクの『10 Minutes 0lder(オリジナル)』を上映。これだけ観て1300円。
さあ、ヤマダ。さっさと仕事を片付けて、今日はアテネ・フランセへ行っといで。あんたの職場からもちょっと近いんじゃないかい?
■山形国際ドキュメンタリー映画祭HP
■アテネ・フランセ文化センター (地図)
Posted in 映画 | No Comments »
木曜日, 7月 22nd, 2004
スケートボードを巧みに操る街の男の子達、タイル地の床の上に座り込みひたすら化粧直しに没頭する女の子達。
「あの人は?」
「…あの人、おばさんじゃん」
「いやぁ僕ストライクゾーンヒロシ君だからなぁ。上は阿川佐和子までだし」
「駄目」
そんな会話が続く夕焼け空の水戸の夕暮れ時。
見事、バスに乗り遅れた我々は、じゃ、次のバスでか…と水戸駅裏・ペディストリアンデッキの上でぼんやりする事1時間…。
それから30年後のことです。相棒は勤めていた広告屋を定年退職いたしまして、再び水戸の地を踏みますが、久々に会った孫にせがまれて何故か水戸とは関係のないパズル系ゲームソフトを買わされていまいます。子供は3つのポケットを持っているといいますが、それは未来でも変わらないようですな。
彼らの帰りは特急電車だったのですが、今日と同じように乗り遅れてしまい、仕方なく駅のレストランで早めの夕食を食べるのでした。そしてフト、窓際から差し込む夕焼けを観て30年前の今日の日のことが頭の片隅に思い浮かびます。
私はそれから3回、水戸を訪れます。最後に訪れたのは2013年。同じくみとげで開かれていた「”未来”日本展」を観るためでした。それが最後になったのはその年の8月に慢性リンパ性白血病が見つかり、5ヶ月後に死んでしまったからでした。
そして2104年。今の場所から移転したみとげの中庭で、近くの高校生がサキスフォンの練習をしています。その中の一人の女の子が相棒の曾々々孫でした。
「ついたよ」相棒からかけられた声で目を覚ました私はバスの中。あたりはとっぷり暮れています。もうすぐ到着らしいのですが、歩き疲れたせいで眠ってしまったみたいです。
車内を見渡すと談笑する老夫婦に、まだにこやかな夢を見ているサラリーマン風の男性はウエストポーチのジッパーをひらいたまま。子供達はバスが止まってもいないのに、ソワソワと荷物を握りしめています。
楽しい水戸小旅行もこれで終わりです。
Posted in 写真物語 | No Comments »
木曜日, 7月 22nd, 2004
「ひとつの物語を語ること、それが映画であり、グラムである。」
・・・ごめんなさい、よくわかりません(笑。でもイベント自体には大変興味アリ!
吉祥寺バウスシアターという映画館は、ライブができる音響設備も完備しているので、前回の「爆音ナイト」同様、今回も映画用音響セッティングではなく、ライヴ音楽用のセッティングで、音量を大幅に上げてこだわりの音楽映画を上映しちゃうそうです。夏はやっぱり音楽映画で熱くなりたいよね~。ひ~。オールナイトだし泊まるところ心配しないでビュッと東京までひとっとびしちゃいますかぁ~!
■Sonic Ooze Vol.2 『グラム・ナイト』 ロックの変容を聴く爆音の夜
Posted in 映画 | No Comments »
金曜日, 7月 23rd, 2004
忍者のHさんがちょっと前に怒っていたこと、
「“ココロオドル”って歌が今売れてるらしいんだけど、むかつくね。だってパクリだよ。」
私は流行の音楽事情とかにまったくうといので、その時は「パクリね」くらいに聞いていたんだけど、今日の「うたばん」に出てましたね、その歌をうたっているグループが。で、初めて聞きましたよ、“ココロオドル”。Hさんが怒っている点は、もちろんタイトルが黒沢清の『ココロ、オドル。』をぱくってるよ、ということなんだけど、いや~、あのグループの人たち、清の映画なんて観てないと思うけどなあ、なにかの偶然でしょー、と私は思いました。『ココロ、オドル。』は、「インビテイション」という雑誌の付録DVDに収録されていた黒沢清監督の短編作品。やっぱり観てないと思うけどなあ。映画観てたらもうちょっとよい歌うたうんじゃないかなー。まあ、なにかで知ってゴロがいいからいただきってのもあるかもしれないけどね、うーん。
ま、どうでもいいや。
昨日は「今日わたし誕生日だからさ、」と言って友人を集め飲みに行って、おまけに「仕事終わったよー」と電話をくれた友人の家に酒買っておしかけて、飼い猫なじって、友人なじって、テレビもなじって、東京のヤマダに猛暑の様子を電話でライブで伝えてもらって、もう帰るのめんどいやーと目が半分閉じ加減になった頃に友人2人に抱えられて無事に帰宅。
だから今日は1日、だらーんとすごしました。
Posted in まちわび日記 | No Comments »
土曜日, 7月 24th, 2004
仙台短編映画祭2004のHPがいよいよ動き出しましたね。予定などアップされてましたので、今から休暇の予定とか組んでおかねばね。
注目は、なんといっても塩田明彦がやってくるところ(笑?でも、塩田作品の上映はないみたいなので、そこはちょっと残念ですねー。『シャララ』とかやってほしかったなあ。でも、今度こそ結婚申し込みに会いに行かなくちゃ。
あと、、『VICUNAS/ビクーニャ』の冨永昌敬監督の短編が上映されるところもうれしいねー。水戸で賞を獲った際に青山真治に大絶賛された恐るべしの新人監督だそうで、『亀虫』もにわかに話題になりましたね。忍者でも「上映したら?」の声をいただいているのですが、企画的に相当練る必要がありそうなので、まだまだ保留中。
また、篠崎誠監督の『留守番ビデオ』も観たかったので、うれしいなー。
去年は山ドキとかぶってて行けなかったけど、今年ははりきっていくぞー。
■仙台短篇映画祭2004
Posted in 映画 | No Comments »
土曜日, 7月 24th, 2004
iPod miniが本日発売ということですが、軒並み品切れ状態ですね。iMacがパソコンへ対しての消費者の気持ちを変えたように、iPod miniもハードディスク・ミュージック・プレーヤーの意味をしなやかに変えるのでしょう。
iPod miniの一番の売りは「小さい」ということ(名刺大)。日立グローバルストレージテクノロジーズが開発した500円玉大(1インチ)のハードディスクを使用しています(ちなみにiPodのHDは1.8インチでは東芝)。そしてカラーヴァリエーションが5色。
iPodが好調な売り上げを伸ばしている中、もうエッジーな人々には浸透したから、次は一般向けだな、色も増やすぞ!売るぞ!、というappleの考えだと思います。iMacと同じ流れですね。
これをきっかけにして他社もHDプレーヤーをカラフルにして、(気持ち的に、物理的に)軽くしてくるのでしょう。iMac発売後、sotecがiMacのようなスケルトン・デザインのパソコンを、iMacよりも安く売り出してappleに訴えられるという事もありました。
しかし、iPodの人気に対して、視覚的デザインよりも大切なのは使用デザイン(ユーザーインターフェース)なのではないか?と思っています。
職場にiPodが売り出された頃に買って、今も使い続けている、という人がいたので話を伺ったのですが、彼曰く「iTunesのリストに曲を放り込めば、iTunesがiPodに曲データを送ってくれるから、ネットワークとか難しいこと何も考えなくてもいいの。スイスイ曲を増やしたり、消したりできるの」とのこと。
iTunesというのはパソコンの中の音楽ファイルを再生したり管理したりするソフトですが、それとiPodを連動することで、パソコンの曲ファイル自動的にiPodに流し込まれる(または削除される)という仕組み。これは便利ですねぇ。一応machintoshを使用している私ですらもう少し難しいと思ってました。
というわけでiTunesのような「何も考えずに」操作できる曲管理ソフトを開発できない限りは、他社はiPodを超えることを出来ないのではないでしょうか?
ところで同じく発売された第4世代iPod(miniよりも一回り大きい)は20Gと40Gの2種類ですが、20Gの値段は3,3398円(税込)。miniが5Gで28,140円(税込)。しかも新世代iPodもminiもインターフェースはほぼ同じなので、使い勝手は変わらないわけですね。
と考えると少しだけ安くて小さくてカラフルなminiよりは、6000円弱高いけれどハードディスクが4倍あるiPodを選ぶなぁと考える私はパソコン・マニアなのでしょうか?
iPodが欲しい私としては、先立つものがないため折り紙で我慢するしないのですけれど。
Posted in 雑記 | No Comments »
最近反応があった記事