Archive for 5月, 2004
土曜日, 5月 1st, 2004
“ゴールデンウイーク”という言葉は、映画業界から生まれたって話を以前聞いたような聞かないような。どちらにしても、業界が力んで挑む時期ではあるので、集客的に安心な映画しかやらない結構つまらん時期だったりします。
でも、せっかくの連休ですもの。お出かけしなくちゃ、映画館くらいにはね。
●『赤目四十八瀧心中未遂』
at 山形フォーラム
言わずと知れた昨年の日本映画の賞総なめ女優・寺島しのぶ主演作。超きわどい濡れ場が話題になったんだけど、そんなことはさておいても、奇妙キテレツな物語と構成に陶酔することうけあい。ここはあの世?彼らはおばけ?なんだか3時間近い上映時間も、そのおどろおどろしい世界にぐいぐいひっぱられてっぱなしで、あっという間です。異次元ポケットにすっぽりはまってしまった路地と人々の、リリカルなおとぎ話といったとこでしょうか。傑作!是非!
●『バイブレータ』
at 山形フォーラム
気がつけば、山フォは今、“寺島まつり”開催中なんだね。せっかくなので余裕がある人は、『赤目~』と続けて観てくれるとより面白いと思います。まったく違った役柄をまるで神がかったみたいに完璧に演じきっている2作品なので、映画の感想+寺島まつりの感想で、ワイハ~へ行った並におなかいっぱいのGWになるはずです。『ブリジット・ジョーンズ~』もリアルなら、こちらは“裏”リアルな独身女性のバイブル的映画として、末永く愛される作品だと思います。
まちわびは廣木隆一監督が好きなのです。話題になってくれてよかったー。
●『幸せになるためのイタリア語講座』
at 山形フォーラム
ラース・フォントリアーらが提唱したドグマ95に基づいて製作された映画。さまざまな事情をかかえた男女6人が、たまたま通いだしたイタリア語講座で出会い、そこから新たなドラマが始まってゆく…という人間ドラマ。「イタリア語」ということで、きっと切羽詰った人とかはいなくて、問題の解決も、心の傷が癒えていく様も、なにかとドタバタ楽しげに物語は進むのでしょうね。観てないけど、そんな予想をしてます。
まあ、まちわびはドグマ作品が好きなので、りすぺくとしてみました。観ます。観ましょう。
●『アンテナ』
at 山形フォーラム
大卒業制作で『鬼畜大宴会』というどえらい伝説の映画を作ってしまった熊切和嘉監督の最新作。うーん、個人的には『空の穴』はイマイチだったんだけど、田口ランディの原作が気になるので、観たいです。主演の加瀬亮も見逃せないし。この加瀬亮という人、浅野忠信の付き人を1年位していたんだってさ。今や実力派映画俳優として、あっちもこっちもひっぱりだこですけどねー。今年も公開待機作がたくさんありますので、今までノー・チェックだった人は、これ観て予習しておかないといけまませんよっ。ほんと、演技は光ってると思うんだけどなー。
*なんだか、アイドル・ネタみたいな話っぷりだ。ヨン様ノリだ(涙)。
●『スクール・オブ・ロック』
at ソラリス、ワーナー米沢
・・・も、しかり。
わたしはもう観たけど、心がきつきつになっている労働者のみなさんは、この休みを利用して是非観ていただきたい一本です。気持ちが楽になりますね。
●『キル・ビル vol.2』
at ソラリス、ワーナー米沢、イオン三川
・・・も、しかり。
1観たからね、一応観ようかと思っています。カンフー・シーンがなかなか笑えるという観た人の話。
●『CASSHERN キャシャーン』
at ソラリス、ワーナー米沢、イオン三川
・・・も、しかり。
なんか、コケてるみたいですね。いい評判を聞かないのですが、テレビのワイドショーでは「大ヒットですね~」のいってんばり。MOVIX仙台にはわざわざ伊勢谷まで来るのに、おととい行った時にはまだ整理券が残ってました。あれれ?山形のソラリスに豊川悦司が来たときは、総勢500人くらいのファンでごった返してた…仙台っ子はクールなんやね~。
そんなわけで、観てみようかと思っています。
・・・ま、そんなわけで、みなさん楽しい映画生活を。
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日曜日, 5月 2nd, 2004
今日は映画の日だったので、「なにか映画、なにか映画」ともんもんと午前中を過ごし、検討した結果、友人2人を誘って宮城県は富谷町にあるシネコンまで行って『ロスト・イン・トランスレーション』を観ることにした。
109富谷は以前も行ったことがあって、私の住む山形市からだと、昼間はだいたい2時間くらいかかる。でも、山形・仙台界隈のシネコンの中では、一番観やすいなあと思っていて、実は気に入っている。なにがいいかといえば、椅子の横幅が少し広めで、前の席との間(通路)も広め、座席の斜度とスクリーンとの距離もしっくりくる。まあ、シアターによって違いはあると思うけど、今のところはどこもいい。とは言っても、私が好んで見る映画がシネコンでかかることは少なくて、時々上映作品をチェックしておいて、「これは109で観よう」と狙って出向くことにしている。
「ゴールデンウイークにシネコンでアカデミー受賞映画を観た。」
いやいや、なんと充実した休日だったんだろうと、今、活字にしてみてつくづく感じた。
映画も面白かったし、思ったより映画館も道路も混まなかったので良かった。
一番「混んでるなー」と感じたのは、帰り道に寄った回転寿司屋さん。そこも運良く、私たちはあまり待たずに店に入れたんだけど、その後間もなくディナーラッシュになったようで、店を出る時には外まで待つ人が溢れていた。凄いなー外食産業。映画産業惨敗だなー、とか余計なことを考えながら、車中ではシネマ忍者の看板を作ろう話で盛り上がり、あっという間に山形到着。帰省ラッシュも山を越えたのか、仙台→山形はスイスイだった。
あー、しかし、GWって昔から無意味に憂鬱。
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日曜日, 5月 2nd, 2004
2001年の夏、時間はだいたい午後4時くらい。私の他誰もいない古屋敷村にて。傍らに流れる水の音と蝉の鳴き声が絶妙にブレンドされたゾッとするほど素敵な空間で「廊下に生えたリンゴの木」っていうヘンチクリンな中国の小説を読んでいたのだった確か。もしものためにと持っていった携帯用CDプレーヤーはやっぱり、いらなかった。時々遠くでチェーンソーが木を切り倒す音が聞こえたと思う。
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月曜日, 5月 3rd, 2004
あえて人におすすめするほどの映画でもないかもしれないですけど、私はこーゆー海外ドラマ、子供の頃結構好きだったので、観ようかなーと思っています。
最近の私は、クリビアの、この圧倒的なビジュアルに、ぐいぐい引っ張られたい気分です。あなたについてゆきたい、そんな気分になるのは、わたしだけでしょうか?まあ、映画の内容も、社会に放り出されそうなだめな人たちが、クリビアに拾われて楽観的に生きているってなあったかムードのホームドラマみたいなので、このイメージどおりなのかなと思いますが、私も助けられたい!クリビアの療養所に入所したい!
●『クリビアにおまかせ!』MOVIX仙台にて5月8日より上映予定
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月曜日, 5月 3rd, 2004
犬童一心という映画監督は、『ジョゼと虎と魚たち』の大ヒットで、ようやく作品が続く監督になったみたいですね。が、しかし、こういう今までとはまったくタイプの違う作品を『ジョゼ~』の次に撮るとは、ある意味勝負かも?これが当たれば新境地。青臭いおとぎ話しか撮れないとは、もう言わせない“はく”がつきますね。
観ますよ、たぶん。コメディーはやはり、熟されたものが観たい!
●『死に花』5月8日(土)より全国ロードショー
*山形では宮崎シネマチェーン
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月曜日, 5月 3rd, 2004
昨年の山形国際ドキュメンタリー映画祭でグランプリを受賞した作品『鉄西区』。以前にも書いたので、内容・感想については差し控えますが、早くもまちわびの今年のベスト5に入る作品となっておりまして、上映時間が9時間もあるために劇場公開が難しいとされている作品なので、各地上映会などでしか観ることができません。しかし!なるたけ多くの人に観ていただきたい!山形・関西・東京での上映が終了したところですが、なんと大反響だった東京にて、追加上映が決定!全3部を一挙上映という貴重な機会なので、暇とお金とガッツがある方、なくても映画(を観ること)に情熱をお持ちの方、無理してでも観に行くべきです!
●『鉄西区』東京追加上映会 5月15日(土)at映画美学校
『鉄西区』作品ページ/東京上映会情報
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月曜日, 5月 3rd, 2004
どうでもいいことなんだけど、最近流れている日清カップヌードルのテレビCMが、ある雑誌付録DVDに収録されていた黒沢清の『ココロオドル』という短篇に、よく似てると思うんだよね。
内容がとかではなく、画面構成?というか雰囲気が、似てるなーと思って、気になってるんだけど、たぶんぜんぜん似てないかもしれない。私の個人的観点の問題の話で、人が観たらぜんぜんそんなことないのかもしれない。
と、私はこういうレベルの話を常日頃からもんもんと考えて気にしている人なんですけど、みなさんはどうなんでしょかね?人それぞれ、こういうことってあるもんだと思っているんだけど、違うのかな?
あとは、国民年金の話とかイラク兵収容所でのアメリカ人の虐待問題とか、ニュースを見ただけ不安が募るのだけど、それも私だけかな?セブンイレブンのCMのディレクターもまだ誰だかわかっていなくて、CM見るたびにもんもんするし、改めて考えると、日々もんもんだらけなんだなーって、こんな自分についてもまた不安になってもんもんする。
ばかだな、こーゆーの。たぶん、これら全て解決したって、私はまたもんもんする材料探してもんもんするに決まってるんだな。だから、勝手にこれからももんもんすることにします。
んでも、やっぱり手近なところからもんもん減らしていきたいので、セブンイレブンの件とか解決してくれる人が1日も早く現ることを願ってます。
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月曜日, 5月 3rd, 2004
2001年8月、残暑激しい中JR小塩江駅に降り立った私は、草いきれと蝉の鳴き声に包まれたアスファルトをとぼとぼと歩き始めた。いつまでたっても目的地は見えない…。ゆらゆらする陽炎と背中のシャツに滲んだ汗を感じながら「突囲表演」という読みかけの小説のことが頭に浮かんだ。
知り合いに「読めよ」と半ば強制的に押しつけられたその本は、なんだか読みにくくて初めの5ページぐらいでギブアップしていたのだった。 なんでその本を思い出したのか? その理由は忘れてしまった。
30分後、現代グラフィック・アート・センターに着き、藤本由紀夫「四次元の読書」という展覧会を観たのだが、客は私しかいなかった。受付の人に「歩いてきたの!」と驚かれ、帰りは駅まで車で送ってくれるという。「今度来るときは事前に電話してくださいね。駅まで迎えに行きますので」とのこと。
この展では文字を単なる印刷されたものとしてだけではなく、立体で見せたり、ABCクッキーで立体にしたり音を出させたり…してたような(詳しくは忘れた)。
写真撮影もOKということで展示物をパチリ。
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月曜日, 5月 3rd, 2004
あまり本は読みません、映画観て雑誌読んでの生活です。
そんな私にも、田口ランディの本は大変読み易く、すらすら読んでしまいました。
本もそんなに読まないので、作家業界のゴシップ・ネタなんかにもめっぽう弱いのですが、この人、田口さんって評判悪い人なんですか?「最近、田口ランディの本を初めて読んだよ」と話したら、「あー、パクリ疑惑があった人だよね」とか言われまして、ちょっと不愉快な思いをしたりしたのですが、まあそんなことは私には関係ありません。だって、読んだ本が面白かったのは確かだし。
この「できればムカつかずに生きたい」は、雑誌とかの連載からひろった短篇エッセイ集なんですが、いじめの問題から家族の問題、結婚・出産など個人的な話から社会問題など幅広く「意見」しています。ほんと、自分の「意見」を述べているに過ぎない「その程度」的な低姿勢の発言が、好感が持てるなあと思いました。評論家とかルポライターの視線ではなく(少なくともこの本では)、一小市民としてのレベルまで視点を下げてさまざまな事柄を語っているのがいいなーと、共感しながら読めました。
しかし、そんなことより、この本の中心に置いてある論材のひとつの「いかに自分がムカつかれる人間か」という本人なりの解析が面白くて、しかも私自身にもあてはまる多くのことが痛くて、さまざま考えました。人が自分をどうみているか、どう思って付き合ってくれているのか、そんなこと考えて生きていくのはつまらないことなんだけど、5年に1度くらい、少しだけその時点での自分という存在を客観視して、否定して受け入れて抱きしめて、そしてまた先に進む、みたいな作業が必要なんだなーと思いました。田口さんの今があるのは、20代後半でそれらの作業に取り組んだのが幸いしたのだと、読んでわかりました。私もそれは、今現在必要を感じているところで、いい時にいい本に出会ったなあと思います。
また、田口さんの意外な素性をさまざま知ることができたのも、面白かったです。この人、高校時代に「プチ家出」して寺山修司の劇団に出入りして、事務所に寝泊りしてたらしいのです。新宿を徘徊して、天井桟敷(寺山修司の劇団)のお手伝いして、なんともうらやましいなーとか思いました。おまけに、「コンセント」のエピソード、田口さん本人の経験に近いとは聞いていたけど、そこらへんの経験も、今の彼女を形成する重要なプロセスなんだろうなーとか考えました。
人間は、やっぱり、年の重ね方が重要なんだなー。
ついでに「へ~」と思ったこと、森達也(オウムのドキュ映画『A』の監督)と親しい友人だということ。
久々の読書で、さまざま刺激を受けた本でした。最近文庫本にもなったそうで、『バイブレータ』を観て喜んだ迷える現代人のみなさんにこの一冊、おすすめしておきます。
●「できればムカつかずに生きたい」(新潮文庫/540円)
○田口ランディ公式HP
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火曜日, 5月 4th, 2004
会田誠の上映会、どうやったらお客さん来てくれるかなぁ…。黄金週間ということでそんなことを思いながら、部屋の掃除(と若干の配置替え)をしました。「整理整頓と作業しやすい環境を!」をスローガンとしましたが、結果「アソビ」のスペースが取れた満足のゆく作業になりました。
しかし、掃除ってなかなか面倒ですよね。これが日頃掃除慣れてない私のような人がやるとホコリとモノの多さにただただ呆然としてしまいます。そんなときどうすればいいのでしょう?
世にあふれる掃除苦手人へのアドバイスになったらということで、今回の掃除から生まれた教訓を書こうと思います。
大きく絞ってポイントは108つあります。
ですが、もうすこし大きく絞って3つにしました。
ポイント1・大体の完成図を考えておく
今回のように配置替えを含んだ掃除の場合、行き当たりバッタリでは思わぬアクシデントが生まれることもしばしばです。実際は使いづらかったり、入ると思っていたモノが入りきらなかったり。そんな事が起こらないように、あらかじめ完成図を紙に書いておきましょう。完成図を考えておく事は上に書いたようなアクシデントを避ける意味でも重要ですが、整理整頓する上でもなかなか役に立ちます。掃除しているとどこに何をしまえばよいか忘れてしまいがちで、それを思い出すのに時間がかかってしまいます。そんなとき完成図を見れば一目瞭然。断然掃除がはかどります。
ポイント2・まず掃除してみよう
どこから手を付けたらいいかわからない…。これが掃除が面倒な原因です。あなたの頭の中のように日常でぐちゃぐちゃになってしまった部屋。それを短期間で整理整頓するのはちょっと…。そう思うのは当然です。けれどもまず手を付けてみましょう。掃除機のスイッチをオンにしてホコリを吸い取ってみましょう。まず実際に作業に入ること、それで作業の80%は終了です。あとは上手く進めるだけで良いのです。
ポイント3・まずは小さなスペースから
部屋のなかをいくつかの小さなスペースに区切り、1つ1つ綺麗にしてゆきましょう。1つが終わったら次へ進むという具合に面倒がらず一つ一つ整理してゆきましょう。どんなに小さくても綺麗になることは感動的ですよね。それを励みに次のスペースに進んでゆくと…気づいたときには部屋が綺麗になっているはずです。
ポイント4・好きな音楽をかけること
外は晴天、そんな中1人寂しく掃除してると気が滅入ります。好きな音楽をかけてそのリズムに合わせて掃除機を動かしましょう。あ、ポイント4つになってる。
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