アカデミー賞
月曜日, 3月 1st, 2004 もともと朝の空気は好きなんだけど、冬はさすがにそんなもの楽しんでいる余裕はないわけで、最近ようやく、出かけの空気を心地よく感じはじめた。春が来るのだ。
てなわけで、映画好きに春を告げる恒例イベント“アカデミー賞”が本日ありましたね。
先日本家に先駆けて行われた“日本アカデミー賞”では、映画ファン誰もが「゜○゜;」こんな顔になったであろう『壬生義士伝』の総なめ受賞。あの映画はもともと故相米慎二監督が暖めていたネタで、キャスティングも終わり、脚本の最終稿を待つばかりというところで亡くなってしまったというイワク付きの映画だった。相米好きにしてみたら、主演に役所広司を向かえての時代劇とあって相当な期待だったものの、死後、滝田洋二郎監督に引き継がれた時点でキャストや脚本は入れ替えられたのだ。そんなこんなで出来上がった映画、結局は平均評で言えば、イマイチってな意見が多かったわけだけど。当然みんなの記憶からもすっかりなくなっていたついこの間、思わず「あれ?この映画って去年だっけ?」てな感じに蘇えさせられたのが“日本アカデミー賞”でのこと。
日本は今や、映画製作においての一番のスポンサーはテレビ局。本家本元の製作会社はピーピー状態で、テレビ局からお金を出させて、なんだか2時間特番みたいな映画をばかみたいな製作費をかけてとらせてるよね。当然テレビ局が作ったからCMスポットはたくさん流れるわけで、普段映画を観る習慣がない客層を映画館にきっぱり出している、結果動員激増で儲かる、というのが現状みたい。
要するに、『壬生義士伝』は日テレ製作だったってわけね。。。
そんなこんなで、すっかり「アカデミー」なんて言葉にトラウマ感を憶えていたわけだけど、だいたい本家の方は早くからノミネートも発表されてるし、どれが獲っても「だよね~」と言えるものばかり。結果、やっぱり『ロード~』が総なめってベタベタな結果になってたわけだけど、完結編だもの、いいんじゃないですかね。予算・規模共にインディペンデント作品並だと言われる(これもほんとかどうか・・・)ソフィア・コッポラの『ロスト・イン・トランスレーション』が作品賞を初め4部門ノミネート、そして脚本賞を受賞ってのはあっぱれですよね。さすが本家です。
春が来るのだ・・・2003年の映画の総決算も終盤を迎え、ようやく2004年の幕開け、春ですなあ~(゜_゜)
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