忍者の金庫番machiwabiの日記。金庫番という一般的には堅めな役割の割には、どんぶりで、それでいて時にナイーブな一面も見せるmachiwabiが綴る酔っ払い日記。
恋する女
- machiwabi
- 投稿日時
- 2008年09月10日 7:38PM
同居人の言葉を借りれば「へどが出る」ようなことばかりが耳から目から入ってきたこの2週間あまり。見かけによらず虚弱なわたしはやっぱり体調に出てしまい、ひどい疲労感と腰痛神経痛頭痛に悩まされて予定していた映画鑑賞もままならない。
仙台で見たり聞いたりしたことは、特筆すべきことも誰かに言い伝えるほどのことも、なーんもなかった。相変わらずしとやかな獣たちの戯れを指をくわえて見ていただけ。獣たちの悪あがきを影ながらあざ笑っていただけ。獣たちはきっとわたしよりも早く寿命がくるはずなのでほろびゆく時を待つのみだと確信しただけ。ただそれだけのこと。
前向き前向き。全然大丈夫。
【日記】
・8月29日。仙台行きの新幹線に乗らなければいけなかったのに東京駅に行ったら自由席がない新幹線ばかり走っているんだよと駅員に知らされてまんまと遅刻。どうせホウさん来ないしどうせ遅刻だから、たぶん日本で一番おいしいと思うワンタン麺を優雅に食べてからメディアテークへ。すぐに銀幕さんと合流。地方で上映活動をしているグループの報告会は今回のテーマに沿ったようで「街と建物と映画」といった感じの流れでなんだか退屈。結局金金金。レセプション参加迷ったけどやっぱり予定通り不参加でガタヤマの実家へ。友人アメ中に電話したけど振られたので実家で両親と酒酒酒。
・8月30日。8時に銀幕さんが迎えに来てくれて仙台へ。早く着いたので仙台泊だったガタヤマ映画祭Kくんに電話して呼び出し珈琲を飲む。仙台ガタヤマ映画業界話でぐだぐだ。10時、このために行ったのだ「シネマシンジゲート構想」会議。登壇者に首謀者がいないのでなんだか他人事の意見交換が続いて空中分解状態で会は終了。事件は会議室で起こるのではなく居酒屋でおこるのだ。とは言わないけれど、歴史はやはり前夜のうちに動いていたのだろうと思う。予想以上のむなしさを社長に電話で伝えて銀幕さんの運転でガタヤマに戻る。ガタヤマは土砂降りの雨。実家で昼寝。アメ中が仕事終わるのを待って電話、仙台帰りのKくんとも合流して酒。ガタヤマ映画館勤務のSちゃんも合流、ジャズフェス帰りの旧友タカハシくんアビくんも合流、ドキ山映画祭でおなじみのなぬかまち「傳々」で日本酒焼酎かたっぱしからやっつけながら、Kくんの職場のいじめ問題やメタボ問題、ガタヤマ映画館戦争激化問題、東京の女子大生yusaさんの恋愛問題など幅広く議論して店閉店と共に解散。帰宅したらもう2時半。
・8月31日。夕方からバイトだったのを人に任せてゆっくり帰京。なぜか母親がついてきて山形から埼玉の親戚の家に。夜職場の上司からよくわからない電話。あまり休みをとらないわたしがまとまった休みをとったので職場に仙台行きを言っていたためにしぶしぶお土産を買ったため散財。給料でたばっかりなのにお財布からっぽ。
・9月1日。母と叔母を連れて恵比寿自由が丘。
・9月2日。仕事。母を東京駅まで送る。かつて丸の内OLだった母、変わり果てた有楽町マルイあたりに唖然。
・9月3日。また休み。フィルムセンター。『アメリカの影』、『いとこ同志』。旧職場の男子に声をかけられ挙動不振になる。
・9月4日。半ドン。あれもこれも終わってしまう映画にあせる。ユーロ『それぞれのシネマ』、スイッチ『赤い風船』『白い馬』。
・9月5日。普通に仕事。
・9月6日。普通に仕事。
・9月7日。朝日仏『恋する女』。午後池袋チョウくんの演劇。夜東武デパート嵐の中のビアガーデン。
・9月8日。また休み。ぼんやりする。夜から激しい頭痛。眠れない。
・9月9日。頭痛で目覚める。朝から薬たくさん飲むけど治らない。けどユーロで1日ロメール。
フランス人は休暇と恋することしか頭にないんだな、と思わせようとするロメールの映画に洗脳されて、わたしもフランス女に生まれてきたかったなとうっきうきに想像して思ったりして、頭痛は忘れてしまいたいと思うのであある。ちぇ。
「フランス映画の秘宝」はあきらめた。無知なわたしには向かないと思うから。
『アメリカの影』
『いとこ同志』
『それぞれのシネマ』
『赤い風船』
『白い馬』
『恋する女』
『恋の秋』
『冬物語』
『緑の光線』
『友達の恋人』
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