写真に想い出が寄り添い、想い出に写真が語りかける。そんな一枚の写真から生まれる物語を叙情的に綴ります。
常盤平団地
- ygf
- 投稿日時
- 2008年07月24日 3:17AM
千葉県松戸市の松戸市立博物館に行ってきました。目的は日本で二番目に古い団地『常盤平団地」の原寸大モデルルーム体験です。
最近書店の写真コーナーなどでちらほらと団地本を見かけます。団地は静かに流行中みたい。
「団地」というと画一化、兎の巣、などとあまりよいイメージは持っていなかったのだけれど、阿佐ヶ谷住宅を知ってからここ2、3年は団地にも興味を持ってきてまして、引越し前にも団地(それも古い築30年以上経過したヤツ!)物件を探たのですが、古い物件は募集が中止されていて、泣く泣く今のアパートに引っ越してしまった・・・と、そんな経緯もありました。
複雑に入り組んだ現代社会に生きる現代人にとって、逆に画一化で安定した家屋というのは魅力的に映るのかも知れないですね。
さて、博物館のモデルルームは団地の2階にある2DKを文字通りそのまま再現したもので、階段入り口のポストから、玄関、トイレ、キッチン、リビングまでが緻密に再現されてました。リビングのモノクロテレビでは、当時のCMまでが流れている丁寧さ! もちろんそれぞれの部屋は今のマンションとは比べ物にならないくらい手狭なのですが、モノがきちんと整頓されていたので、それほどぐたぐたではありません。ただし、掃除は大変そう・・・。
フローリングではないし、お風呂も木で出来ているし、なんかひなびていい感じだなぁと思ったのですが、当時としては最先端の住宅施設だったそうです。
平均月給1万2千円の時代に家賃が5千円! 入居者の多くは月収5万円以上の富裕層で、TV、冷蔵庫、洗濯機などの3種の神器がそろった最先端の住宅だったのだそうです。
「当時としては高嶺の花よね」博物館のおばちゃんが言ってました。
それから半世紀後、常盤台団地は高齢化が大きな問題になっているとのこと。
団地に住んで高齢化問題の解消の手助けになればと思っております。
(平均年齢をすこし下げるだけだけど)
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