忍者の金庫番machiwabiの日記。金庫番という一般的には堅めな役割の割には、どんぶりで、それでいて時にナイーブな一面も見せるmachiwabiが綴る酔っ払い日記。
おめおめと秋津
- machiwabi
- 投稿日時
- 2008年07月12日 12:39AM
ニュータウンなんて文化のないとこで生まれ育ってしかもちょいブルジョアの金持ちぼんぼんだったりしてそんなのつまんねえやつらじゃん人間的に信じらんないよ、と言ったそのこころは、わたしが貧しい下町の長屋育ちだから、多分これ僻みのなにものでもない。
でもね、多分僻み根性ってかなりプラス思考だと思うんだよね。なめられてたまるか、という底力というか。
「裕福な家庭にうまれたこともおれの才能」発言した人がいたということを以前書いたけど、その後もなんだか同じような人がわたしの身の回りには実はいるのかもなと薄々気づき始めていて、なんかそんなのくそったれだなって思って、それで酔っ払って上記の発言。だっせーやつばっかだよ、と暴れてみたけど、わたしも結構だっせーなって、ダサい自分を実は最近反省中だったりする。
要するにそんなわたしもくそったれでだっせーやつなんだな。
今日は通い詰めたシネマヴェーラ:吉田喜重特集最終日。仕事も休んで満を持しての『エロス+虐殺』11:00の回。暑さでダレてほんのちょっと遅刻。一週間ぶりの吉田喜重映画にまばたきもったいないなと思うほどスクリーンに釘付けでひどく疲れる。けれどこれほど幸せな疲れなら命縮まってもあきらめがつく。吉田喜重監督作品を観ていると、自分の内面の表面をずりずりずりと削られているような感触になる、というか、要するに魂が削られているような感覚なのかなと思うのだけど、何度も書くけどこれって命縮まる感じじゃないかな。ずりずりずりって、ひりひり痛い感じ。こんな映画鑑賞経験はまるで初めて。(しかしこれ「最高である」というわけではない。)
ヴェーラ、好きじゃない劇場なんだけど、吉田喜重特集通ったおかげで好きな席も確定できたし、ようするに作品と時間帯の客層で苦手な雰囲気とかがあるんだ!と自分なりに発見。当分行かないと思うけど苦手意識克服できたから内田吐夢はりきって通うつもり。
あ、ほんとに『秋津温泉』、3回目鑑賞しましたー。あは。
吉田&岡田トークに感動してしまった勢いで観てしまったけど、我ながらバカだなと思って映画はじまってひとりニヤニヤ笑ってしまった。ほんとバカだ。金もないのに。でもいい加減いろいろなことに気がついて、結論、何度見ても素晴らしいということがわかった。
生岡田トークに若干涙してしまって、わたしもああいう謙虚さと強さと慎ましさと麗らかさと賢さと、そのほかいろいろな要素がたくさん詰まったすてきな大人の女性になれるように頑張りたいと思った。おめおめと三度秋津、無駄ではないと思う。
・『やさしい嘘』ジュリー・ベルトゥチェリ監督
・『ヒュルル…1985』橋口亮輔監督
・『エロス+虐殺』吉田喜重監督
・『秋津温泉』吉田喜重監督
・『親馬鹿大将』春原政久監督
・『花のれん』豊田四郎監督
・『桂春団治』木村恵吾監督
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