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ドキ山出稼ぎ日記2~長い長い開会式の1日
- machiwabi
- 投稿日時
- 2007年11月14日 12:41PM
映画祭の舞台裏赤裸々日記。開会式のあった初日は、それはそれは長い長い1日だったのです。。。
●10月4日(木)
朝、東京からボランティア3名が山形到着。3名とも東京の劇場でアルバイトしている女子で、かわいそうに私から人買にあってわざわざ実費で山形クンダリまでやってきた。2名が映写、1名が会場係。高速バスであまり寝れなかったそうで、3名とも寝不足の顔でぐったりとミスドに詰めていた。わたくし、今回の映画祭でのあだ名は「女郎屋の女将」、数名のボランティアとスタッフをスカウトしたからなんだけど。ま、とりあえず3名ともキャッチしてアズ内の本部へご出勤。
いよいよ今日から映画祭本番。
とは言っても、上映はないし、開会式は夕方からなので、昼間は昨日までと同じく、いろいろな準備とか作業におわれることになる。
本番前というのは、舞台でもイベントでもそうだけど、どうもみんなうわついていておかしい。躁状態。仕事なんてはかどるはずもなく、同じ道を行ったり来たり。疲れもあってか、エスカレーター乗りながら「あれ?わたしどこ行くんだっけ?」なんて状態。でもいいんだよね、そんなんで。どうせなし崩し的にどどーっと祭始まっちゃうわけだし、やってなかった仕事なんかもそのままになるけど、でもそれでもふたが開いちゃったらどうにかなるというかどうにかするというか。
さんざん他の担当の準備を手伝っていたので、自分の担当会場がまだまったく手付かずの状態だったことを思い出す。私の担当する「アズ4階大会議室」は、その名の通り普段は会議室として利用されている部屋なので、通常ならば長机とパイプ椅子が整然と並べられているのだ。これらを片付けて映画上映会場を作らねばならない。この会場でボランティアを過去2回しているからと今回責任者でつけられたけれど、こんな会場作りから準備に参加したことなんかないからさああああ、これまでどうやっていたかまったくノウハウないんだよねえええええええ。ぐれる。…が、この手の苦情対応におわれている人側(事務局と現場スタッフの板ばさみ役だったんだよね、わたし)なので、自分がぶーたら文句言えるわけもなく、若い男子をアズ中から手当たり次第集めてきて、机をすべて運び出し、椅子の数を数え、公表定員座席数の椅子を改めて並べ直し、なんとか小一時間で会場内は完成。映写チェックなどの様子を伺いながら椅子の配置は微調整。ポスターを貼ったり案内貼紙を貼ったり、受付まわりも完成。
途中、東京組3名+前夜中に帰省していた山形出身東京在住の友人Nとでネパール料理屋のカレーを食いに外出。超辛うまいカレーなのに、食いながらも寝そうな映写組2名、かわいそうなのでホテルに帰してあげることに。特に映写は深夜仕込みがあるようなので、飯後ホテルで仮眠をとらせようと思ったけど、なんでもホテルにチェックインできないとかで、アズ4階にある倉庫で椅子をならべてこっそり仮眠。眠過ぎてハイテンションのTさん、仮眠を進めても受け入れないので、しょうがなく連れまわすことに。しかし、このTさん、まだ学生ながら人間的にもよくできた子で仕事もばしばしやるし、期間中は優秀な秘書ぶりを発揮してくれる逸材だった。やっぱりさ、優秀な秘書がいればバカ社長でもどうにかなるのね、と実感。わたしのバカ社長ぶりも相当だったけど、ま、今回わたしにとってはTさんあってのドキ山だったことは確か!
さて。
やることやったので、午後はのんびり過ごそうかと思ったけど、事前準備が遅れているミューズの会場作りが夜あるのでその準備。単純に事務用品ゴミ袋など持ち物とか確認したりの作業。受付ノウハウを担当の女子学生に教えるも、ぴんときているのかきていないのか、コミュニケーションがうまくとれないでいらいらする。
夕方、ガタヤマ友達が差し入れにドーナツを届けてくれて、倉庫に隠れてみんなで食った。開会式まではまだ時間もあるしね、と余裕ブッコイテいたのに、事務局員Kくんから過剰な着信。なんだよ!とキレながらもドーナツ食うことやめず無視。なのに結局Kくん倉庫に現れ、サボっていたのを見つかり、しぶしぶ開会式の客入れのヘルプに入るためにアズ6階へみんなで移動。そしたら、6階受付がどうもおかしい。客入れだらだら手伝って開会式では小川紳介観ようと思っていたからのんびりしていたのに、物販やらチケットやらが大した客の数でもないのに混乱していて、しょうがないのでしぶしぶカウンター内にヘルプで入ったら、大変なことになっている。。。頭に血がのぼってしまったので、とりあえず他の頼りになるスタッフを急遽カウンター内に呼び込んで、とにかく客入れ落ち着くまではなんとか乗り切ろうと口出し手出しあの手この手。開会式始まったところで、事務局員Kくんに悲惨な状況を説明。事務局長にまでしっかり報告してくれよな!とか言っていたら事務局長が来たので「これまずいですよ」とおことばする。過去3回開会式から参加している映画祭なのに参加できないことで、再び頭に血が上る。6階のスタッフ&ボランティアはこれまで映画祭経験のある人がほとんどいなく、ノウハウないままなのに、しかしどこにも助けを求めないままどうにか形を作ってやっていたようなんだけど、ここは映画祭のメイン会場なので、どにかならないと体裁悪いというか、一番どうにかしなくちゃいけない会場なわけで、開会式の最中に6階スタッフを全員集めて改めて仕切りなおしましょうと仕事の説明を一通りおこなった。んー、これって事前に説明会やっていてどうしてこんなことが起こるのか?事務局もどうしてこの状況を予測できなかったのか?これってまさに映画祭民営化のひずみなの?(=人手不足金不足)…ま、こんなことを今考えてもしょうがないので、まさに「事件は会議室で起こってるんじゃない、現場で起こってるんだ!」状態を乗り切ることに徹しようと努力。開会式の記念上映諦めて物販数えたりお金数えたりして、開会式終了の客だしに備え、おかげで客だし時は特に大きな混乱もなく受付業務終了。終了したら、今まで行方不明だった受付責任者がひょっこり現れてでかい口たたくので、ヘルプ組は怒って撤収。期間中は2度とアズ6階のヘルプには入るものかと心に誓う。
…怒り冷め止まないけど、お仕事お仕事。
初日の夜は結構どの担当も忙しい。
映画館の貸し館契約はその日の映画館の営業が終わってからなので、開会式が終わってからフォーラム組とミューズ組は荷造りをして現場へ荷物を搬入し、会場作りをする。深夜までかかる大変な作業なのだ。映写組もこれと同じスケジュールで作業がある。一方、アズ組は事前から会場は借りてあるので、どんどん作業が進められ、その点ではラッキーでもある。
で、ミューズの会場作りに参加することになっていたので、開会式直前に山形入りしたミューズの会場責任者Hさんと最初で最後の事前打ち合わせを行い、荷造りをして会場へ。あいにくの雨模様。それもどしゃぶりの雨。日ごろの行い悪いんじゃないの~えいがさいいいい~、とかみんなでぶーぶーほざきながら搬入口で運搬の車を待つ。
結局、夜半過ぎまで会場作りがかかってしまい、しかし来客なんかを香味庵に行っててもらったりしていたために、少しだけ香味庵に立ち寄って、もうしめのうどんが入っているいも煮を食べて、そしたら今年は香味庵クラブのボランティアに知り合いのSさんが参加していて、まるで香味庵の主のようにいいムードメーカーになっていて、今年の香味庵はおもしろくなりそうだぞと期待抱きつつ、帰宅。2時。
※写真がSさん。香味庵参加者なら見覚えあるでしょ?Sさんに叱られた人も多かった。
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