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シネマ忍者は映画好き。映画館も好き。名前にシネマが付いてるし。世に溢れる映画情報の中からシネマ忍者の視点から選んだ映画関連情報を紹介いたします。


ドキ山出稼ぎ日記1~祭り前

投稿者
machiwabi
投稿日時
2007年10月17日 5:30PM

jimukyoku

※写真は山形事務局長の高橋卓也氏。特に意味なし。なぜか事務所ではくつしたでうろうろ。ムダ話をしていると盗み聞いていたのか急に話にまざってきていつの間にかまた仕事に戻ってゆく。

◎これは山形国際ドキュメンタリー映画祭2007にスタッフとして参加してきたまちわびの報告日記。読んでわかる通りぐだぐだですみません。あまりおもしろいネタもなかったんだよねえ今回はー。あまりの激務で記憶があやしいのもあるし、映画もほとんど観れなかったのでそこらへんの情報にもうといしで、なんかおもしろいこと書けませんね。わたしがこの2週間どんなだったか知っている人教えてください。

●9月26日(水)

ちょうど2年前の映画祭直後に東京へ逃亡してきたわたしなのに、のこのこと山形入り。9月に入ってからというもの、事務局員の友人KくんからたびたびSOSがあり、連日電話やメールでは相談にのったり意見を出したりはしていたのだが、やはり直接会って話さないとわかりあえないことも多々、それもつもり積もってしまったので、予定を繰り上げて9月中にガタヤマ入りすることを決める。朝9時の新幹線に乗り、昼過ぎに山形駅に降り立つと、まさにその瞬間にKくんから電話。まさか駅で拉致られるのか?!とびびって電話に出たけど、そうではなくて、何時頃事務所に来るのかの確認の電話だった。そんなに焦らせるなよお、まだ今着いたばかりだし昼飯も実家で食うつもりだしー、とぶーぶー抗議して、それでも午後一で事務所に行くことを告げて、迎えに来ていた母の車で一路実家へ。急いで飯食って事務所へ行ったのにKくん外出していて不在。しょうがないのでそこらへんに転がっている雑用を手伝い始めたら、すっかりその作業も押し付けられることになってしまって、Kくんが事務所に戻ってもいっこうに話など出来ず、夕方になり、ボランティア・スタッフの集まりに参加するために市内の公民館に移動。初日からいろんな部分の組織的ゆがみに気がついてしまって、夜は逃亡。一足お先に大阪から山形入りしている同じ出稼ぎ組のKちゃんと2年ぶりの再会を祝して初日から深酒。ああ始まるなあという漠然とした不安。

 

●9月27日(木)

漠然とした不安が、はっきりと輪郭をおびた不安になっておそいかかってきた。なにか進んでいないのか、なにが済んでいないのか、あれは終わっているけどあれはまだ手付かずですといった仕事の整理がまるでなっていない。なので手を貸すこともできず、もんもんとしながら雑用をこなす。意見を求められたらその都度対応するといった感じの、この煮え切らない感はえらいストレスたまるんだよねえええええ。スタッフには期間中も飯が出ない。そんながっかり情報ばかりで毎日気分は下がりっぱなし。そんなこんなでまた夜は逃亡。市の郊外にあるうまいラーメン屋でぐちぐち。でもね、ラーメンは2年前と変わらず劇的にうまかったから、いろんなことゆるすことにする。

 

●9月28日(金)

わたしもKちゃんも会場担当スタッフなので、もう事務局全体のお手伝いなんてそっちのけにすることにして、会場仕切りの相談など開始。いまさら気がついたことなんだけど、今回の現場スタッフで会場係のボランティアとか経験したことあるのはわたしだけなんだそうで。しかも映画館とか劇場経験者もわたしだけ。あらら。そんなわけでいろいろとお世話しないとあかんことが出てきて、とりあえずKちゃんに会場係の仕事についてレクチャー開始。貼りモノ(「飲食禁」とか「禁煙」とか上映スケジュール一覧とか)をどんな種類で何枚ずつ必要かしら?とか、お客さんの並ばせ方とか、整理券問題とか、クレーム処理方法とか。こういうことははっきりいって100%正解なんてないことなので、「観客目線で考えた」意見と「会場スタッフ側の仕事のやりやすさ」を考慮しつつ妥当なラインをきめてゆくという作業を慎重にすすめてゆく。いつの間にか任されていたミューズの整理券製作も無事終了。「なにかあった時に出す招待券」の製作を頼まれる。「なにか」というのは要するに「映写トラブルなどで上映が中止になったりしたら出すお詫び招待券」のことらしい。作るけどさ、これの出番がこないといいねと話ながら製作。ひどく疲れて本日はさっさと帰宅。実家で飯を食ってビール飲んで早めに就寝。

 

●9月29日(土)

ミューズ問題についての打ち合わせ。自分の担当会場ではないのに、話の流れでミューズの会場仕切りについて大きく関わるはめになる。毎回アジア千波万波の会場となるミューズという映画館は、期間中は映画祭が館まるごと借りて上映会場として建物まるまる利用するのだが、ここ、人気のプログラムが集中するので毎回入れなかった観客が暴動を起こしたり、なかなか問題の多い会場なのだ。ロビーも狭いしね。こじんまりとしていてそこも魅力といった魅力だとも思うけど、そこでお客さんを入れたり出したりを仕切る側からしたらまあまあ神経を使うそうなのだ。それなのに今回会場責任者のスタッフとして参加する2名は事情があって事前準備などに参加できない状態にある。そのうち1名が親しい人間だということで、ミューズ問題がわたしに重くのしかかってきたのだった。とりあえずミューズの会場に詳しいNさんを事務局に呼び出して事情聴取。Nさん、前回はデイリー組だったのに今回はボランティア登録はしていないという。Kちゃん、KくんとわたしでNさんを晩飯に誘い、会場係のボランティアに強引にスカウト。ミューズを彼女におしつけとかないと、わたしたち大変なことになりますもんっ。ガタヤマでは有名な中華料理屋で飯を食いながら、それでも「うん」と言ってくれないNさんを、とりあえず事前準備のヘルプ要員でだけでも協力して~と泣き寝入りして解散。

 

●9月30日(日)

今日は休むことにしようとKちゃんと相談していたので、ほんとに休んでみた。おそらく明日から12日までは休まず労働しなければならないだろうし、そうだね今日休んでおかないとね、という話の至り。母と蔵王温泉に日帰り入浴。下山して突然思い立って、KちゃんとNさんを我が家へ招いて山形郷土料理を振舞うことにする。電話したらKちゃんジャスコ行きの無料バスの中。地元民では乗ったことのある人、あんまいないんですよジャスコ・バス。どうせいも煮は香味庵で連日食べられるので、菊のおひたしとか“えご”とか母の実家で取れた野菜だらけのおかずをつまみに出羽桜とNさん自家製梅酒でほろよい慰労前夜祭。

 

●10月1日(月)

映画祭期間中の運営スタッフがメイン会場のアズに集められる。初めてたくさんのスタッフと顔合わせ。この時点で「初めて」というのがみそ。このまま名前と顔覚えられないまま映画祭が終わってゆくような不安。事務局から下りてくる仕事が、順序的に不規則というかその都度思いついた仕事をまわされてこなすような状態なので、「これってこのあとどういう状態になったら完成なの?」とか「そういえばこの前これと同じやつ事務局でみかけたけど、あれとこれって同じものなの?似てるだけ?」とか、困惑しながら右から左へ受け流す作業は続く。。。

 

●10月2日(火)

アズに本部が引っ越したばかりなのに、アズが休館日。なんでやねん。これって嫌がらせ???・・・デイリー編集部部屋として借りているアズに隣接したテナントにてやっぱり工程の読めない中途半端な下請け仕事をもくもくとやり続ける雑用要員のわたしたち。

 

●10月3日(水)

朝からアズ。本部へ行ったりIDデスクに行ったり、あっちでこっちで動員がかかれば移動しながら力仕事やポスター貼りやらパタパタして1日が終わる。アズ全館飲食禁止なので無駄食いもできなくて腹へって力が出ない。サボってこそこそ差し入れのお菓子とかむさぼり食うわたしたち。なんかさー、国際映画祭のクールさというかないよねえー、もっとかっこつけたいよねえー、っていうかさー忙しくて風呂入ってない人もいるし化粧とかもうどうでもよくなってきたよねー、という腐った会話が飛び交う。あああああ、明日からですけどこんなだらけ加減のまま大丈夫かしら?「最初で最後だよ」という事務局から晩飯が振舞われて、おにぎりだったのだけど「森のたんぼ」という今ガタヤマではまあまあ熱い飲食店から届けてもらったもので、飯豊牛のおにぎりに感激。すき焼き風に煮込んだ牛がおにぎりに乗っかっていた。おおお!空腹を満たしたらもうどうでもよくなってきて、その後事務所に戻って仕事する人たちからこそこそ逃亡して大阪Kちゃんと飲み屋へ。そしたらKちゃん担当のフォーラム・チームのK組長(女)と偶然遭遇。このK組長、不動産屋で13年勤めていてたまたま最近辞めたとかでこのたび映画祭初参加なのだけど、やくざとか困ったシネフィルおやじとかどんなクレームでもおまかせくださいの人なんだとか。各会場やくざが来たらうちのK組長を呼べ!なんて昼間さんざん騒いでいたら、思わぬ場所で数時間ぶりの再会。なんでもK組長はひとりで飲み歩くのが趣味らしく、夜な夜な七日町を徘徊(=パトロール)しているのだとか。この広い?七日町で偶然出会うなんて運命感じちゃうよおおー!とテンションも上がりまくって大騒ぎの前夜祭。

『ドキ山出稼ぎ日記1~祭り前』についての反応 2件

  1. 投稿者 : しろくま

    わはは

  2. 投稿者 : machiwabi

    わははって!
    …ガタヤマでは顔出してくださって
    ありがとうございました!
    知った顔と再会するたびに、
    早くガタヤマに戻りたいなあと、
    里心ついてしまいそうでしたよおー!

    ま、里心ついたので、来年こそは!
    帰ってくるなと言われても帰るつもりです。
    宜しくお願いいます。

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