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まちわび日記

忍者の金庫番machiwabiの日記。金庫番という一般的には堅めな役割の割には、どんぶりで、それでいて時にナイーブな一面も見せるmachiwabiが綴る酔っ払い日記。


連休

投稿者
machiwabi
投稿日時
2007年05月08日 11:52PM

隤??

サービス業の仕事をしていると盆も正月も連休も、なーんも関係ないのだけど、私の場合、なぜかお盆やお正月やGWには体調を崩すというジンクスがあり、その時期には精神的にも不安定になる。病は気からというし、具合が悪くなると嫌だなーと心配するから体調を崩すのか、体調を崩してばかりいるから心配が沸き起こるのか、もうどっちが先なのかわからないけど、とにかく憂鬱な時期なのである。

当然、GWだからといってまるまる仕事は休みではなく、普通に仕事だったり休みだったり。

山形で大変なことが起きている。ま、死人が出るような事ではないのだけど、ガタヤマ在住の友人たちが苦しんでいるというので、最近そのことが気がかりで心を痛めている。連休中にガタヤマ友達が泊まりに来たので、そこらへんの事情を直接聞いて、さらに困惑する。なにもできない自分も不甲斐無く、無念。

その、ガタヤマ友達が滞在中にわたしは1日だけ休みだったので、得意の谷中根津千駄木方面へご案内。谷中銀座でいつものメンチカツとビール。猫街散策。千駄木古書ほうろう。根津神社でつつじまつり。谷中珈琲。オヨヨ書林。

GWは会社員の友人がお休みなので、偶然休みが合えばひょいっと一緒にお出かけすることができるところが、よい。

ヤマダーがもらったサンクチュアリのギャラにたかって、寿司を食いに行ったり、門前仲町の老舗居酒屋に出かけたりもした。人におごられるのは楽しいな。門前仲町にはまあまあ良く行く。生まれたところが近くなので、土地勘もあるし縁もあるし、なにより懐かしいので良く行く。その日は、亀戸天神の藤まつりへ行ったらものすごい人出で、早々に切り上げてバスで門前仲町へ。途中下車して、清澄庭園に立ち寄る。フランス人観光客の団体が鯉にえさをやっている。GWだからといってあほみたいに混雑もしていないし、気持ちのよい庭園を満喫した。初夏の庭園は清清しくて気分がよい。門前仲町への道中、歩いていたら小津の生誕の地という看板を見つけた。そう、小津は江東区を愛した映画監督だった。江東区に生まれ育ってよかったなあと思った記憶はあまりないけれど、今になって、小津の映画の舞台の多くが江東区だと言われると、なんだか誇り高い気もしてくる。生まれを聞かれると「江東区です」と言いたくなる。けど、実際は東京の人でも江東区なんか興味のある人は少ない。ましてや小津と関連付けて思い浮かべる人はとても少ない。小津が愛した下町情緒も薄っすらと残るばかりの江東区。ヤンキーがまだ生息する東京でも数少ない地域だ。ぐるり下町散歩、終点の居酒屋はいつも開店前から行列が出来ていて、もし入れたらね、と行ってみたらちょうど3席空席が。1杯180円のコップ酒をがぶがぶ飲んで、激安の新鮮な刺身や煮魚に舌鼓。ヤマダーは壊れたi-podを修理したいと銀座に向かい、わたしと同居人は相当酔ってなんとか乗り換えて、帰宅する。

「道中気の向くままにお酒なんか飲めちゃうところが東京のよいとこだね」と、ガタヤマ友達と話したけど、田舎にいるとどこへでも車で出かけるために、確かに道中偶然見つけるおもしろいお店とか、あまりないもんね。なるほど、東京に暮らす楽しみってこういうところ大きいなあと実感したGWのお出かけだった。

あ、案の定体調も崩した。扁桃腺も腫れたし、胃腸炎もやった。紛れもないストレスだ。

門前仲町を愛した祖母が、このGW中に亡くなった。祖母との思い出がたくさん詰まった門前仲町を歩いた。

 

『翔んだカップル』・・・念願の鑑賞。感激で初めから泣きそうだった。尾美としのりが怪演で驚いた。

『セーラー服と機関銃』・・・やっぱりテレビ画面で観るのとでは違うなあと、初スクリーン鑑賞で再び感涙。終始死臭の漂う映画ながらこのはつらつとした生命力を感じられるというのはなんなんだ!

『炎上』・・・実は初雷蔵映画。『五番町夕霧楼』を思い出した。

『ぼんち』・・・実はお気に入りの女優・倉田マユミさんがぼんちの家の女中で語り手という、オールスター競演ではるけれどなかなか地味な映画に感じた。

『台風クラブ』・・・これもスクリーンでは初。随分と子供の頃にテレビで観たので、記憶が曖昧で、そのパズル合わせのように見てしまった。壁抜けするカメラにぞくぞくする。工藤夕貴はやっぱり大女優だなあと思う。

『光る女』・・・で、これはまったく初めての鑑賞。マンデー満ちるは当時スターでもなかったらしいのだけど、こんな主演の映画の企画がどうやって通ったのか、キングコングさながらに東京上陸する武藤敬司、どですかでんのようなごみの山。いったいなんのことやら、と困惑する映画だった。安田成美が夏目雅子に見えたりもした。

『雪の断章』・・・これまたまったく初鑑賞。斉藤由貴はこれで相米にしごかれて一人前になった、という映画らしく、服を着たまま川は泳ぐし、走るし反るし叫ぶし。そういえば、相米映画でヒロインは必ずえびぞりする?

『下町~ダウンタウン』・・・涙涙の戦後の下町のお話。山田五十鈴先生が素晴らしい演技を披露。

『乾杯見合い結婚』・・・見合い結婚をする前日に、青春の悔いについてじたばたする男女の物語。こてこてコメディではあるけれど、ほろりいい話もあって、SP作品ながら珠玉の一本(ダウンタウンも)。

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